魂斗羅
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魂斗羅(コントラ、英名:contra)とは、コナミより発売された、アクションシューティングゲーム。また、その後同社より発売された一連のシリーズを指す。
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[編集] 概要
”魂斗羅”とは、 熱い斗魂とゲリラ戦術の素質を先天的に合わせ持つ最強の闘士の呼称である。
魂斗羅は、以下のような特徴をもっている。
多彩なスクロール
- 面によってスクロール形式が大きく異なる。このような画面構成は、ファミコン時代としては非常に斬新であり、多くのファンによって支持を得ていた。それぞれのスクロールに相応しいボスキャラが登場するなど、凝った作りを楽しめる。
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- 横スクロール(サイドビュー画面で右方向へ進んでいくモード)
- 縦スクロール(トップビュー画面で上方向へ進んでいくモード)
- 3Dスクロール(フロントビュー画面で奥方向へ進んでいくモード)
2人プレイ
- 綿密な協力プレイを要求される2人同時プレイが持ち味とされる。漫然とした遊び方では単独プレイよりも却って難しくなってしまうところが、このゲームの奥深さである。
シュールな設定
- "真~"以降では、敵キャラクターなどにシュールな設定がつけられ、「電波系アクション」というジャンルで称される事もある。また、バカゲーとして語られる事もある。
[編集] 武器アイテム
このゲームの特徴として、武器アイテムの多彩さが挙げられる。
- ライフル
- 魂斗羅に置ける基本武器。ある程度の連射が効く普通のライフル。作品によってセミオートの場合と、最初からフルオートの場合がある。
- リアガン
- 前後に同時に弾を発射する事が出来る。左右から敵が出て来る時に便利。初代魂斗羅MSX2版でのみ使用可能。
- マシンガン
- フルオートで男らしく弾を撒き散らす強力な武器。これを使わずして魂斗羅は語れない。GB版コントラからはノーマルガンと性能が統一されている。
- スプレッドガン
- 集弾性が良く、狙った場所には多めに弾が飛ぶショットガン。5方向に広がる為、敵が多い時に活躍する。汎用性が高く、初心者向けの武器なのだが、スピリッツ以降は一度発射した弾がすべて画面から消えない限り次弾が発射できないため、弾切れに悩まされる。
- ファイアガン
- 初代では回転しながら飛ぶ炎の弾を4連続で撃ち込む。あまり活躍の場が見出せない武器でもある。
ネオでもクラシックファイアボールという名称で初代に近い性能のものが使用可能。スピリッツ以降は火炎放射器のような性能になる。真とネオのファイアーウィップはこちらに近い。また、GB版コントラではスーパーのボムと同一の性能。
- 初代では回転しながら飛ぶ炎の弾を4連続で撃ち込む。あまり活躍の場が見出せない武器でもある。
- ホーミングガン
- 弾が敵を追尾する銃。多少角度がずれても当たるのが強み。GB版コントラからザ・ハードコアまでに登場。真とネオのホーミングミサイルもやや性質は違うがこれに相当する。
- レーザーライフル
- 貫通するレーザーを一発づつ撃ち出す銃。3Dスクロールのオブジェクトを一瞬で破壊でき、多人数の敵を一瞬で排除できるため使い方次第ではかなりの威力を発揮する。弾が飛んでいる途中に撃とうとすると一発目の弾がキャンセルされて消えてしまうのが難点。真を除いた全作(一部移植作除く)に登場。また、ザ・ハードコアでは性質の異なる複数のバリエーションが登場し、ネオではGVレーザーという名称であり、同社のシューティングゲーム『グラディウスV』のそれに近い性能である。
- クラッシュガン
- 俗に言うロケットランチャー。一定距離飛ぶか敵に接触することによって爆発。非常に威力が高く、特にボス戦で効果を発揮する。真を除いたスピリッツ以降の作品に登場。真魂斗羅のダイバーマインもややこれに近い性能である。
- バリア
- 一定時間の間無敵になり、体当たりで敵を殺せる様になる。初代アーケード版では32秒間も効果がある。
- ボム
- スーパー魂斗羅から登場した火器だが、シリーズによって同一名称でも性能が違う。スーパーでは上記のクラッシュガンに性能とほぼ同一の性能(ただし射程に制限は無い)で、スピリッツではシューティングゲームにおけるボムに近く、画面上の敵全員にダメージを与える。また、スピリッツのものは弾数制限がある。
- ラピッドビレッツ
- 単独の武器ではなく、武器と併用するアイテム。装備している銃の連射速度を著しく上昇させる。初期装備のライフルやスプレッドガンに併用した場合に受けられる恩恵が特に大きい。3Dスクロールだとよりその効果が実感できる。初代とスーパー(FC版のみ)に登場。
[編集] 移植
[編集] シリーズ
- スーパー魂斗羅
- 魂斗羅スピリッツ
- 魂斗羅ザ・ハードコア
- 真魂斗羅
- 魂斗羅ハードスピリッツ
- ネオコントラ
[編集] その他
- 海外のみで販売された作品が存在する。これらは国内での販売予定もあったようで、ネオコントラ公式サイトで確認できる。ちなみにスピリッツからディレクターやプロデューサーを務める中里伸也はこの内のプレイステーションの2作はあまり好きではない模様。
- デザイン等は当時80年代のB級アクション映画やSFの影響を強く受けている。主人公二人はアーノルド・シュワルツェネッガー 、シルヴェスター・スタローンがモデルであると言われており、当時人気作品であったアクション映画『ランボー』『コマンドー』がそれに該当する。魂斗羅に限らず、当時のコナミ作品において『グラディウス』シリーズ等でもクリーチャーや敵のデザインは映画『エイリアン』で人気を博した『H・R・ギーガー』の影響も多々見られる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 魂斗羅伝説-CONTRA-(ファンサイト)
- ネオ魂斗羅公式サイト