飛鳥会

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飛鳥会（あすかかい）は大阪府に本部を置く財団法人。

部落解放同盟大阪府連・飛鳥支部の支部長でもある小西邦彦元理事長が業務上横領容疑と詐欺容疑で逮捕されたことから注目されている。この事件は、大阪市と癒着した典型的な同和利権と考えられている。。

この事件について、部落解放同盟は、個人の犯罪、財団法人飛鳥会理事長としての犯罪などとし、同和対策事業とは無関係と主張している。そして、この犯罪と部落解放同盟を結びつける一切の指摘について、差別、あるいは運動への弾圧などと決め付けている。この点につき、部落解放同盟が会社や学校等で発生した差別事件に関しては組織全体の差別体質の問題と見なして積極的に糾弾闘争をおこなってきた歴史的経緯に鑑みて、単なる二重基準（ダブルスタンダード）ではないかとの批判もある。

[編集] 飛鳥会事件

飛鳥会事件とは、小西邦彦が理事長を任務した財団法人飛鳥会が大阪市や大阪府から公金を横領する等した事件の総称である。西中島駐車場の管理委託費を着服・横領した事実が発覚したことが発端である。手口は財団法人飛鳥会の口座から小西被告の個人口座へ預金を移すというもので、その金額は報道各社により異なっているが、少なくとも１億3000万から1億9000万ほどであるとされている。これ以外にも小西被告の口利きで被告の知人の暴力団員が違法に保険証を取得していたことなども明らかになっている。