革新倶楽部
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革新倶楽部(かくしんくらぶ)は、日本の大正時代の政党である。 1922年11月8日、立憲国民党を解党した犬養毅、尾崎行雄、島田三郎を中心に結成された。 立国国民党・無所属倶楽部や憲政会脱退派などの非政友会と合同して絶対多数であった政友会に対抗した。政治的主張として、普通選挙に基づく政党内閣制、軍部大臣武官制廃止、師団半減などの軍縮、知事公選、行財政整理、労働および小作問題の立法的解決、ソビエト連邦承認などを掲げていた。
第二次護憲運動では、立憲政友会、憲政会と護憲三派を組んで、清浦奎吾内閣を打倒した。選挙後、成立した加藤高明を首班とする護憲三派内閣では犬養は逓信大臣として入閣した。