速達郵便

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速達郵便（そくたつゆうびん）は郵便の一種。略称は速達。英語ではExpress Mail（直訳で「急行郵便」）と表わされる。アメリカ英語ではSpecial Deliveryと呼ぶ。

一般郵便物（定型・定形外等）のほか、小包郵便物にも速達をつけることができる。

[編集] 概説

速達は同一種類の普通郵便物に優先して送達する郵便のことである。速達にすると速達料が上乗せされる。速達料は2006年1月現在、定型と定形外250グラムまでは270円、それ以上や小包郵便物の速達料は郵政公社ホームページ - 速達参照。

郵便局で速達扱いを申し出ても良いが、郵便ポストの投函からでも可能。その場合は通常の郵便料金プラス速達料金の合計分の切手を貼り、封筒や葉書の上部に「■■■　速達　■■■」のように朱書きし（■■■は棒）すると良い。なお、縦長封筒は右上端部、横長封筒は右側端部に、単に赤線を明確に描くことで速達扱いになることとなっている。郵政公社ホームページ - 速達

配達の際は基本的に受取人に手渡される。受け取りの際の印鑑などは不要。受取人が不在の場合は郵便受けに投函される場合が多い。元々は、郵便物が配達局に到着した際、通常の便とは別に配達便を仕立て、直ちに名宛人に送達するサービスとして開始された。現在では、新特急郵便や翌朝10時郵便がその後継者だといえる

速達扱いになるものでは、専用封筒の定形小包郵便物（エクスパック）もある