輝夜姫
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輝夜姫（かぐやひめ）は、
ここでは、2.について記す。
[編集] 概要
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題名の通り『竹取物語』をベースにしている。
2002年に、第47回小学館漫画賞を受賞している。
[編集] あらすじ
主人公・岡田晶は、5歳の時に竹やぶで拾われ、それ以前の記憶を持っていなかった。ある日、幼なじみであるという由と碧に出会い、彼女たちの生まれ育った神淵島へと行くが…。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
- 岡田 晶（おかだ あきら）
- 主人公。中性的で凛とした美少女。意志が強い。神淵島で育てられた孤児だったが、柏木に拾われ岡田家の養女となる。中国の大富豪・李家の跡取りである玉鈴のドナー（臓器提供用クローン）で、その死後は彼女に成り代わり生きる。共に神淵島で育った他のドナー達に求愛されるが、彼女自身は由に強く惹かれている。
- 由・リンドロス（ゆい-）
- 天人。通常の人間とは比較にならない生命力と身体能力を持つ。感情表現に乏しく、他人とのコミュニケーションが苦手だが、碧のことは異常なほど慕っている。
- 松沢碧（まつざわ みどり）
- 穏やかで優しい性格。晶に好意を抱いており、彼女に想いを寄せられている由に対し、友情と共に嫉妬を感じている。周囲には伏せているが、癌で余命わずかとの宣告を受けている。
- 岡田まゆ（おかだ-）
- 岡田家の娘で、晶の同級生。男嫌いで晶を偏愛している。見た目は愛らしいが、非常にわがままで手の焼ける性格。
- サットン
- NBAの名選手、ドン・ベラミーのドナー。初めは他のドナー達と同じく晶に求愛していたが、次第に同性であるミラーを強く意識するようになってしまう。
- ミラー
- 英国皇太子ジュリアンのドナー。人気俳優で、誰もが見惚れるほどの美貌を誇るが、性格は大雑把で乱暴。晶と結婚し、子を授かる。
- 楓（かえで）
- 桂の双子の兄。韓国の大富豪の息子、キム・ソギョンのドナー。変わり果てた姿で生かされ続ける弟を哀れみ、自らの手で生命維持装置を外した。意地っ張りで子供っぽい性格。
- 桂（かつら）
- 楓の双子の弟。韓国の大富豪の息子、キム・ソギョンのドナー。臓器提供を嫌がり、度々自殺を図ったため、脳を取り除かれる。
- 聡（さとし）
- アメリカの日系議員の息子、ヒロキ・ラシュトンのドナー。頭の回転が速く、人をおちょくるのが好き。サットンとミラーに一線を越えさせるために策を巡らせたことも。
- 守（まもる）
- ロシアのマフィア、ユーリー・ババーニンのドナー。元はひねくれた性格で冴えないタイプだったが、「本体」として蘇って以降、別人のような活躍を見せる。楓を気遣い、庇護下に置く。
- 柏木（かしわぎ）
- マギー・マクガバン
- 李玉鈴（り ぎょくれい）
- 中国を代表する富豪、李家の一人娘。病気で子宮を失い、子供を産めない体となったため、自分の身代わりとして晶に李家の跡取りを出産させようとしていた。ドナー捕獲のため神淵島へ渡った際、特殊なカビに感染して死亡する。
- 高力士（こうりきし）
- 玉鈴を敬愛し、忠実に仕えるボディガード。
- 春蘭（しゅんらん）
- 玉鈴の世話係。まゆとよく似た雰囲気を持つ。玉鈴に少し危ない憧れを抱いている。ミーハーで明るい。
- 昴（こう）
- 天人。
- 倭(やまと)
- 天人。昴の弟。
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