身体サイズ変更フェティシズム

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身体サイズ変更フェティシズム（しんたい-）は、人間が何らかの要因により巨大化または縮小化する状態変化に対する、或いは巨人や小人・妖精などと人間と大きく体格差のある対象に対する性的嗜好を指す言葉である。

[編集] 由来・用語

インターネットコミュニティ上ではサイズフェティシズム（Size Fetsism）、俗称サイズフェチという言葉が定着し始めている。「サイズフェチ」は和製英語であり、英語圏ではHuman size changing Fetisismが一般的に使用される。そのため本記事の表題は英語圏の表記に準じた訳語を用いた。

[編集] 概要

こうしたテーマは世界各地の神話や民間伝承・文学でもたびたび取り上げられており、代表的な文学作品にはジョナサン・スウィフト「ガリヴァー旅行記」やルイス・キャロル「不思議の国のアリス」、日本の伝承である「一寸法師」やアンデルセン「親指姫」などが挙げられる。

また、この嗜好を持つのは男性が圧倒的に多く、女性はほとんど見られない点も特徴の一つである。

[編集] サイズフェティシズムのパターン

神話・伝承: 北欧神話に登場する霜の巨人・ヨートゥン族やドワーフ・ピクシーなどの妖精が代表的。「白雪姫」に登場する七人の小人もドワーフである。

縮小された女性: Shrinking Women（SW）、或いは「こおなご」（小女子、Koonago）とも。映画「モスラ」の小美人や内田春菊「南くんの恋人」のヒロイン・堀切ちよみが代表的な存在だが、少女漫画（特に魔法少女系の作品）ではたびたび描かれるシチュエーションである。; このシチュエーションでは、縮小された女性が通常サイズの人間に力で屈服させられる描写が比較的多いが、大人しめの表現では身体だけ小さくなってそれまで着ていた服のサイズが合わなくなるヨレヨレ状態の描写も好まれる。

縮小された男性: 詳細は「シュリンカー」を参照。SWと同様に通常サイズの人間に力で屈服させられる描写もある一方、小さな体躯を活かして女性の着替えや入浴ないしローアングルからスカートの中を覗く描写や、よりストレートに胎内侵入を試みる描写も描かれる。また、前者がエスカレートすると通常サイズの女性に踏み潰されたり食べられたりする自己破滅型の嗜好に発展する場合もある。

巨大な女性: 詳細は「巨大娘」及び「デカフェチ」を参照。Giantess（GTS）と呼ばれることが多い。シュリンカーの自己破滅型と同様、巨大娘の傍若無人な振る舞いで通常サイズの人間が踏み潰されたり食べられたりするシチュエーション、ひいては街を破壊するシチュエーションが多く描かれるが、通常サイズの男性が巨大娘の体を這い回ったり胎内侵入を試みる描写の存在もシュリンカーと同様である。それとは異なりアニメ「UG☆アルティメットガール」のような正義の巨大変身ヒロインや、大人しい性格の少女が訳も分からず巨大化させられて戸惑ったり巨大化に際して着衣が破れて恥ずかしがったりするシチュエーションも描かれることが有る。