趙明禄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| 趙明禄 | |
|---|---|
| {{{picture-type}}} | |
| {{{caption}}} | |
| 各種表記 | |
| チョソングル： | 조명록 |
| 漢字： | 趙明禄 |
| 平仮名： （日本語読み仮名）： |
{{{hiragana}}} |
| 片仮名： （現地語読み仮名）： |
チョ・ミョンロク |
| ラテン文字転写： | {{{latin}}} |
| 英語表記： | Jo Myong-rok |
趙明禄（チョ・ミョンロク、1928年か1930年 - ）は、朝鮮民主主義人民共和国の軍人・政治家で、国防委員会第1副委員長、朝鮮人民軍総政治局長、朝鮮労働党中央委員会委員、共和国次帥。
最高人民会議常任委員会委員長である金永南が政治上のナンバー2であるのに対し、趙明禄は軍事上のナンバー2とされる。空軍出身。金日成の抗日パルチザン部隊に少年兵として参加した革命第一世代で、金正日の生母である金正淑に近かったこともあって金正日に信頼され、全てにおいて軍事事業が優先される「先軍政治」が行われるようになってからは、金正日の後見人として大いに発言権を増した。
[編集] 経歴
- 1959年 - ソ連から帰国
- 1975年 - 人民軍少将。反航空部司令官
- 1977年10月 - 空軍司令官（中将）
- 1980年10月 - 労働党中央委員、軍事委員（第6次大会）
- 1982年2月 - 最高人民会議第7期代議員
- 1985年5月 - 空軍司令官（上将）。同代表団長としてユーゴ、東独、中国を訪問
- 1986年11月 - 最高人民会議第8期代議員
- 1990年4月 - 最高人民会議第9期代議員
- 1992年 - 人民軍大将
- 1994年1月 - イラン訪問
- 1994年7月 - 金日成国家葬儀委員会委員
- 1994年11月 - 空軍代表団を引率、キューバ訪問
- 1995年 - 人民軍総政治局局長
- 1995年2月 - 呉振宇国家葬儀委員会委員
- 1995年10月 - 人民軍次帥
- 1998年9月5日 - 国防委員会第1副委員長
- 2000年10月 - 金正日の特使資格で米国を訪問
