超絶倫人ベラボーマン
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| 超絶倫人ベラボーマン | |
|---|---|
| ジャンル | アクションゲーム |
| 対応機種 | アーケード PCエンジン |
| 発売元 | ナムコ (現・バンダイナムコゲームス) |
| 人数 | 1人 |
| メディア | AC…SYSTEM I基板 PCE…HuCARD |
| 発売日 | AC…1988年 PCE…1990年7月30日 |
| 価格 | PCE…4900円(税別) |
超絶倫人ベラボーマン（ちょうぜつりんじんベラボーマン）はナムコ（現・バンダイナムコゲームス）から発売されたアクションゲーム。
アーケードゲームとして発売され、後にPCエンジンにも移植された。腕や足はおろか首まで伸びるおまぬけヒーロー「ベラボーマン」を操って、悪の爆田博士の作り出す改造人間と戦う。独特の感圧センサーを用いた「ベラボースイッチ」（正式名称：タッチレスポンススイッチ）が特徴でボタンを押した強弱によって手足の伸びる長さを調整できる。 製作には源平討魔伝を作成した通称：源平プロジェクトが携わっている。
目次 |
[編集] ストーリー
平凡なサラリーマン中村等（なかむらひとし）は突如として現れたα遊星人にもらった銀の力（１００円玉）と変身アイテム（ヘラとボー）を授かり「ベラボーマン」に変身できるようになる。ベラボーマンは世界征服の手始めに新田4丁目への侵略を開始した悪の科学者爆田（ばくだ）博士率いる悪の軍団と戦っていくのだ。
[編集] キャラクター
- ベラボーマン
- 本作の主人公で、中村等が変身した姿。保険会社のセールスが本業である。マリコという名前の妻と息子、娘がいる。
- ブラックベラボーマン
- 特定のボスがいない通常面でボス的存在として現れ、勝負を挑んでくる。ベラボーマンと同様の攻撃を繰り出してくる。
- 通常攻撃にして6回分のダメージを与えると「おぼえてろよ」と捨て台詞を残して去っていく。単なる中ボス的キャラのようだが、実は最終面で…。正体はミロ保険という保険会社に勤める独身サラリーマン「妙島（たえじま）」である。
- 爆田博士
- わや姫
- ピストル大名
- 雷丸（いかずちまる）
[編集] ゲームシステム
入力デバイスは8方向レバー1本と前述のベラボースイッチ搭載のトリガーが二つ。 全32面にも及ぶ任意スクロールのアクションステージと強制スクロールのシューティングステージが存在し、それぞれで操作が異なる。 いずれのステージにもベラボーマンには体力ゲージがあり、敵の攻撃・体当たりを受ける事により減少し残量が無くなることでゲームオーバーとなる。銀の力(クレジット)投入によりその場で体力が回復し、継続プレイが可能。 戦いを終えた中村等は何事も無かったかのように帰宅する。
- アクションステージ
- 町および忍者屋敷が舞台。敵を倒した際に落としていく福引き補助券を10枚集めると、そのたびに鈴の音と共にどこからとも無く福引男があらわれる。福引男は体力回復・攻撃力上昇といったアイテムを繰り出す。福引とはいうが、出現するアイテムの種類にはある程度の法則がある（1面で補助券をひとつももらさず集めると波動弾がもらえるが、わざと１つ取り逃すと貫通拳になる、等）。また「スカ」まで存在する。福引きに頼らなくても、アイテム自体は特定の場所にも配置されている。各ステージにはボスが存在し、それを倒してステージクリアとなる。ボスを倒すと福引男がやってきて、そのステージで福引きを行った回数だけおにぎりをこれ見よがしに投げ転がす。
- 福引男にも当たり判定が存在し、攻撃することができる。しかし合計10回打撃を与えると「このくされげどう！もうなにもやらん」と怒り、以後のステージでは一切アイテムを与えてくれなくなる。
- アクションステージでの操作
- レバーを左右に入力する事により横方向へ移動。同じ方向へ入れっぱなしにすることにより走り出す。下方向に入れるとしゃがむ。
- 左トリガーで攻撃、右トリガーでジャンプを行う。それぞれボタンを叩く強さにより射程・飛距離が変化する。
- ベラボーパンチ
- 直立状態およびジャンプ中での攻撃。
- ベラボーキック
- 直立状態でレバーを上に入れての攻撃。斜め頭上へキックを繰り出す。
- ベラボーヘッドバット
- しゃがみ状態での攻撃。丸まった状態から首が伸びる様は異様。
- ベラボーハイハイ
- しゃがみ状態のまま左右へ移動。このアクションを使わないと通れない箇所も。
- ジャドーハイジャンプ
- ベラボージャンプ(大ジャンプ)の最中に攻撃を連打する。通常の大ジャンプよりも遙かに高くジャンプする事ができる。特殊な操作のため裏技のように思えるが、これを使わないと到達する事の出来ない地形も存在する。(この操作をしなくてもゲームクリアへの支障は無い)
- シューティングステージ
何の脈絡も無くベラボーマンが海に落下してからスタートする海底が舞台。海底や岩にぶつかってもペナルティはないが、画面端と岩に挟まれるとダメージを受ける。ステージの最後にはやはりボスがいてそれを倒す事がステージクリアの条件。海水では紙がふやけるからか敵は福引き券をもっていない。そのためパワーアップといった要素がない。とはいえ体力回復アイテムは出現する。
- シューティングステージでの操作
- レバーにより任意の方向へ移動。左トリガーで正面への射撃、右トリガーで下方向へ弧を描く弾を発射する。
[編集] ステージ
- 町
- 忍者屋敷
- 海
- 爆田博士の秘密基地
[編集] 移植版
PCエンジンへ移植されている。感圧ボタンは搭載されず、ボタンを押す長さで調節するようになっている。
バンダイより発売されている「Let's!TVプレイCLASSIC」シリーズの「ナムコノスタルジア3」に収録が予定されていたが、メーカーの都合で発売中止になってしまった。
[編集] 関連項目
- NAMCO x CAPCOM - ベラボーマンや主な敵キャラクターが登場する。
- ピストル大名の冒険 - 本作の敵キャラクターであるピストル大名を主人公にした外伝的作品。
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