西濃運輸
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西濃運輸株式会社（せいのううんゆ）は、岐阜県下呂市萩原町で創業した田口自動車を前身とする日本の運輸会社であり、特別積合せ事業者の大手でもある。英字表記はSeino Transportation Co., Ltd.。現在本社は岐阜県大垣市に所在する。
[編集] 概要
「カンガルー便」などの愛称で親しまれている。
2005年10月に従来の西濃運輸株式会社はセイノーホールディングス株式会社と商号を変更して持株会社となり、同時に子会社西濃運輸株式会社を発足させて従来業務の大半を新子会社が引き継いだ。セイノーホールディングスの東証と名証（共に第1部）に上場している証券コードは9076番である。扱う荷物はほとんど企業の荷物である。
トラック輸送のパイオニアとして終戦直後の混乱期に、いち早く今日の生活輸送の担い手という重要性と将来の発展性を洞察し、1948年大垣～名古屋、1949年大垣～大阪、1950年名古屋～東京間の長距離路線免許を確保するなど長距離貨物輸送の開発に努めてきた。
1990年には北海道札幌から九州鹿児島を結ぶ業界唯一の本土縦貫自動車路線を中心に秋田、新潟、富山、福井、千葉、長野、伊勢、和歌山、四国、九州など多数の枝葉路線を有し、一日の走行距離は約140万kmで、1万台超の運行車両及び集配車両が日々運行している。
全国のネットワークをフルに活用して、カンガルー便は商業物流をコア事業とし航空貨物輸送を含む輸送グループ36社を全国各地に配置し、北海道から沖縄に至る全国輸送体制に万全を期している。
[編集] 関連企業
- 西濃運輸グループ各社
- ※千石西濃運輸は岩崎産業グループとの合弁
ほか多数。
なお、岐阜県大垣市で営業している、貨物専業の私鉄である西濃鉄道とは無関係である。
[編集] 外部リンク
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