虹の女神
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『虹の女神』（にじのめがみ）は、日本のシナリオバンク、プレイワークスによるプレイワークス作品、ラジオドラマと映画版（2006年公開）がある。
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[編集] 映画（2006年）
プレイワークスプロジェクト、映画第1弾。ラジオドラマのシナリオを、齊藤美如と、網野酸（岩井俊二）の脚本による作品。2006年10月28日、全国東宝系にて公開。
[編集] スタッフ
- 原作: 桜井亜美
- 脚本: 桜井亜美、齊藤美如（さいとうみゆき）、網野酸（あみのさん）
- 監督: 熊澤尚人（くまざわなおと）
- 配給: 東宝
- 主題歌（作詞・作曲・編曲・歌）: 種ともこ「The Rainbow Song 虹の女神」（1990年発表「The Rainbow Song」（アニメーション「Little Polar Bear/リトル・ポーラ・ベア〜しろくまくん、どこへ？」テーマ曲）のセルフカバー）
[編集] ストーリー
映像制作会社で働く智也は、ある日、大学時代の友人、あおいが飛行機事故によって、アメリカで命を落とした事を知る。
2人の出会いは、最悪だった。
あおいと同じレコード店でバイトをしている女の子に近づくために、彼女の友人であるあおいに智也が声をかけたのである。 大学の映画研究会に所属するあおいは、自分が撮影する映画のフィルム代欲しさに、智也の恋のキューピット役を引き受ける。
結局、智也はあっけなく失恋したが、何故かあおいが監督となって製作している作品、『THE END OF THE WORLD』に主な俳優として無理やり出演させられることになった。
大学卒業後、映像制作会社に入社したあおいは、アメリカに映像の勉強のために留学する事を決意する。
一方、大学卒業後、就職できずにいた智也は、あおいの紹介で、あおいと同じ映像制作会社で働くようになるが、智也を慕うあおいを引き留めることなく、あおいをアメリカへ送り出す。
そして、ある時、智也がふと空を見上げると、いつかどこかで見た、不思議な虹が出ていた。
あおいの告別式の日、大学時代に撮った『THE END OF THE WORLD』の上映会が行われる事に・・・。
[編集] キャスト
- 佐藤かな: 蒼井優・・・あおいの妹 生まれつき、盲目である。
- 麻倉今日子: 酒井若菜・・・映画研究会に所属している同級生
- 久保サユミ: 鈴木亜美・・・あおいのアルバイト先の同僚で友人。
- 森川千鶴: 相田翔子
- 樋口慎祐: 佐々木蔵之介・・・あおいの勤務する映像製作会社先の上司
- 佐藤安二郎: 小日向文世・・・あおい・かなの父
- 前田: 郭智博・・・岸田智也の同僚AD、時に智也を助けてくれる
[編集] 映画撮影のエピソード
撮影の舞台となったのは成城大学のキャンパス。これは監督の熊澤氏が成城大学（経済学部）出身であることと、自身が各大学のキャンパスをくまなく回った結果「この映画のロケは成城大学しか考えられない」と思ったからだそう。
熊澤氏は成城学園側に（これまで前例のない）キャンパス内ロケを申請し、映画研究会などの後押しもあり承認へとこぎつけた。撮影は今年５月のＧＷを利用して、集中的に敢行したと言われている。２人が屋上にいるシーンは成城大学にある部室の屋根であり、普段は上ることができない。
劇中に登場し、重要な役割を担う一万円札の指輪の作り方がパンフレットの中に記載されている。
また、映画の中で主人公たちが自主映画の撮影で使われた公園や、歩いていた土手などは、岩井俊二作品では有名となった「リリィ･シュシュのすべて」や「花とアリス」などで多数ロケに使われた栃木県足利市である。
[編集] ラジオドラマ（2005年）
プレイワークスプロジェクト・ラジオドラマ第9弾
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- 岸田智也: 柏原収史（かしわばらしゅうじ）
- 麻倉今日子: 関めぐみ（せきめぐみ）
- 佐藤あおい: 伊東美知枝（いとうみちえ）
- 森川千鶴: 楊原京子（やなぎはらきょうこ）
- 佐藤かな: 岩井七世（いわいななせ）
- 奈柚田櫂: 岡本光太郎（おかもとこうたろう）
- 尾形学人: 佐々木一平（ささきいっぺい）
- サユミ: 篠永あや（しのながあや）
[編集] 外部リンク
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