芝木好子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
芝木好子(しばきよしこ、1914年5月7日 - 1991年8月25日)は、小説家。東京・浅草生まれ。本姓は大島。
1941年戦時下の統制された築地青果市場を舞台に家運再興の為懸命に生きる八重の姿を描く『青果の市』で第14回芥川賞受賞。戦後に書いた『湯葉』『隅田川』『丸の内八号館』の3作品を自伝三部作と言われ、作風が確立される(自伝的色彩が濃い)。1989年文化功労者。他の作品に『隅田川暮色』、作下町の女の哀感を描いた『洲崎パラダイス』、『夜光の女』等。