絵島
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絵島（えじま、天和元年（1681年） - 寛保元年4月10日（1741年5月24日））は、旗本白井平右衛門の娘で、江戸時代中期の大奥御年寄。名前は、「江島」が正しいとされている。月光院の気の緩み事が原因で起きた絵島生島事件の中心人物。
6代将軍徳川家宣の側室で7代将軍徳川家継の生母である月光院に仕え、その月光院の右腕とも言われていた。大奥の公務一切を取り仕切り、大奥内で最も政治的権力を持つ立場にあった。1714年（正徳4年）1月12日、月光院の名代として寛永寺、増上寺へ参詣。その帰路の途中、木挽町（現在の東京都中央区東銀座界隈）の芝居小屋（山村座）に立ち寄り帰城が遅れ門限に間に合わなかった咎で評定所の審理を受ける。山村座の役者であった生島新五郎との密会を疑われ、死罪を減じての島流し処分と裁決が下りたが、月光院が減刑を嘆願したため、結局は信濃高遠（現在の長野県伊那市高遠町）へ流された。27年間の閑居生活の後、1741年（寛保元年）に死去。
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