結城豊太郎
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結城 豊太郎（ゆうき とよたろう、1877年5月24日 - 1951年8月16日）は、日本の銀行家、大蔵大臣・日本銀行総裁を歴任。山形県南陽市赤湯出身。
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[編集] 経歴
酒造業結城家に生まれる。1898年6月、石岡要蔵の長女・茂登と結婚。1899年7月、第二高等學校を卒業、東京帝国大学へ進学。1903年7月、同大法科大学政治学科を卒業。1904年1月7日日本銀行入行、本店検査局勤務。1919年8月、井上準之助総裁の推薦で日本銀行理事に就任、大阪支店長兼務。たか、安田善次郎の不慮の死のきがけ、日銀に辞職、1921年11月28日安田保善社の専務理事に就任、同年12月には安田銀行副頭取も兼ねた。1929年3月、欧米視察の帰国後、安田を退任、産業調査会を設立。1930年9月11日に日本興業銀行第6代総裁を務めた後、1936年設立の商工組合中央金庫初代理事長となる。
翌1937年1月に日本商工会議所第5代会頭に就任し、1ヶ月後の2月2日に林銑十郎内閣の大蔵大臣兼拓務大臣に就任する。だが、林内閣はわずか4ヶ月で崩壊している、近衛内閣の蔵相留任要請を断った。大臣退任後の1937年5月31日貴族院議員へ、そして病弱の池田成彬と入れ替わって同年7月27日から1944年3月18日まで第15代日本銀行総裁を務めた。戦後、1948年4月に三重県津市結城神社の第20代宮主となる。
彼の業績をたたえ故郷である赤湯に結城豊太郎記念館がある。
[編集] 伝記
- 秋田 博『銀行ノ生命ハ信用ニ在リ 結城豊太郎の生涯』（NHK放送出版協会、1996年） ISBN 4140802502
[編集] 関連事項
[編集] 外部リンク
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