秘拳伝キラ
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| 秘拳伝キラ | |
|---|---|
| ジャンル | 格闘漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | 碧星タケル / 三好雄己 |
| 出版社 | 小学館 |
| 掲載誌 | 増刊少年サンデー 週刊少年サンデー |
| 連載期間 | 年号 - 年号 |
| 巻数 | 全6巻 |
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『秘拳伝キラ』（ひけんでんキラ）は、碧星タケル原作、三好雄己作画の少年漫画作品である。
当初は「増刊少年サンデー」で連載、その後掲載誌を「週刊少年サンデー」に移す。コミックス版全6巻（絶版）。
目次 |
[編集] ストーリー
[編集] 登場人物
- 八神雲（やがみ きら）
- 主人公。16歳の高校1年生。まだ若い身でありながら、琉球に伝わる殺人古流空手・南王手八神流の使い手である。南王手八神流当主・八神厳矩の実子であり正統伝承者の資格を有するが、空手を純粋な殺人術として使用することを嫌う優しい性格であったため、厳矩は阿麻王を伝承者として養子に迎える。沖縄の伝説上の怪物「キジムナー」に変装し、強者との手合わせをしていた。
- 八神阿麻王（やがみ あもう）
- 南王手八神流の次期継承者であり、キラの義兄。南王手八神流を継承するため八神家に養子に入る。南王手八神流の技は門外不出であることから、義父である八神厳矩の教えを忠実に守り、キラと相対した武術家・格闘家達を次々と葬っていく。
- 八神厳矩（やがみ よしのり）
- 南王手八神流の現伝承者であり、キラの実父。
- 栞（しおり）
- キラの幼馴染。キラが殺人空手の使い手であることを知らない。
- 塚原殴凱（つかはら おうがい）
- 聖拳塾塾長。齢50を超えてもなお現役の空手家で、現代空手のカリスマ的存在。
- 松風竜一（まつかぜ りゅういち）
- 塚原の部下で、聖拳塾が生んだ現代空手の天才。
- 上運天満（じょううんてん みつる）
- 殺人空手「上運流」の継承者。首里城跡にてキラと戦い、追い詰めるも南王手八神流「火神」の前に敗れる。
- 九重慈斎（ここのえ じさい）
- 古流柔術「九重流」宗家。キラに九重流を授けるが、阿麻王に殺されてしまう。
- 九重瑠伊（ここのえ るい）
- 九重慈斎の孫娘。少女ながら相当の実力者。祖父を死に追いやったキラを憎んでいる。
- ラルフ村上（ラルフ むらかみ）
- プロボクサー。キラに戦いを挑むが、南王手八神流「魂打ち」の前に力尽きる。
[編集] 作中の武術諸派
- 南王手八神流（はおうでいやがんりゅう）
- 琉球に伝わる一子相伝の空手術。究極の人体破壊術であり、その技法・奥義はいずれも門外不出とされ、技を見た者には絶対の死が与えられる。奥義「八神の体」は自らの肉体をも変化させる。
- 火神（ヒヌカン）
- 鋼鉄のごとく鍛えた足指（親指のみ）で捻りを加えて敵を貫く足先蹴り。
- 魂打ち（まぶいうち）
- 拳を密着させるほどの超近距離からの拳。衝撃を敵の体内に浸透させる。
- 魂落とし（まぶいおとし）
- 足裏神（シャビラシン）
- 「御殿手」の技法の応用。正中線を乱さない歩法。
- 八神の体（ヤガンヌデイ）
- 古より琉球空手に伝わる秘技「コツカケ」の完成形とも呼べる奥義。肉体操作によって自らの体を純粋な戦闘用の体に変化させる。
- 空手道聖拳塾
- 従来通りの突き蹴りのみの空手に縛られず、投げ技や寝技を取り入れた実戦空手。稽古等ではスーパーセーフを使用しており、大道塾がモデルと思われる。
- 上運流（じょううんりゅう）
- 琉球に残る古流殺人空手の一流派。極限まで鍛えぬいた指で人体各所を引きちぎり、貫き通す。
- 蜂刺殺（ほうしさつ）
- 敵の腰部に指を突き入れ、そのまま地面に落として腰椎をずらし、椎間板をはみ出させる。
- 九重流柔術
- 「柔能く剛を制す」を体現する古流柔術の一派。大東流柔術がモデルと思われる。
- 鬼くじき（おにくじき）
- 牛車返し（ぎっしゃがえし）
- 鎧大筒（よろいおおづつ）
[編集] 関連項目
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