神戸市水の科学博物館
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神戸市水の科学博物館(こうべしみずのかがくはくぶつかん)は兵庫県神戸市兵庫区にある科学館。
六甲山の麓、緑に囲まれて建つドイツルネッサンス様式の東西50mに及ぶ白亜の館は1917年竣工の「奥平野浄水場旧急速濾過場上屋」で、その風格ある外観から明治大正期の都市政策における水道事業の重要性を慮ることができる。日本建築学会からの保存要請を受けて、1990年にこの館の保存活用を目的とする神戸市水道給水開始90周年を記念した「水」をテーマとする科学館「神戸市水の科学博物館」として公開した。
館内には3D映像と噴水を融合させた劇場「ハイブリッド3Dシアター」や「水のサーカス」、「アクアカッター(高水圧切断機)」、「アクアサロン(図書室)」等があり、楽しみながら水の科学や水の重要性について理解を深めることができる。
前庭には各展覧会入賞の立体造形作品が展示されている。
目次 |
[編集] 施設
- 水と環境・生命のゾーン
- 水とくらしのゾーン
- ウォーターサイエンスゾーン
- テーマシアター ― ハイブリッド3Dシアター
- アクアサロン ― 図書室、ビデオ鑑賞コーナー
[編集] 建築概要
- 設計― 河合浩蔵
- 構造― 煉瓦造
- 竣工― 1917年
- 延床面積 ― 1,098㎡(博物館部分)
- 所在地― 〒652-0004 兵庫県神戸市兵庫区楠谷町37番1号
- 受賞― BELCA賞(1996年)、神戸市建築文化賞(1990年)
- 国登録有形文化財(1998年登録)
[編集] 交通アクセス
- 神戸市営地下鉄西神・山手線 県庁前駅 徒歩15分
- 神戸市営地下鉄山手線 大倉山駅 徒歩15分
- 神戸市営バス7系統 [再度筋] 下車すぐ