白河口の戦い
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白河口の戦い（しらかわぐちのたたかい）は、戊辰戦争における会津戦争の一部。白河の戦いとも言われている。
1868年4月から7月にかけて起こった白河城をめぐる旧幕府軍（会津藩、仙台藩、棚倉藩など）と新政府軍（薩摩藩、長州藩、大垣藩、忍藩）の一連の戦い。
特に5月１日の新政府軍による白河城攻略成功は戊辰戦争の戦局に大きな影響を与えた。この戦いにおいて、白河城に拠る旧幕府軍の兵力が２５００以上（総督西郷頼母、副総督横山主税）であったのに対し新政府軍はわずか約７００（参謀伊地知正治、部隊長は野津鎮雄、川村純義）しかなかったが、伊地知の機略と旧幕府軍の指揮の拙劣さにより新政府軍の圧勝に終わった。
伊地知は正面に砲兵を集めて旧幕府軍主力を牽制するとともに迂回部隊（野津と川村が指揮）によって旧幕府軍の背後と白河城を突き旧幕府軍に大勝した。旧幕府軍の死者約７００に対し新政府軍のそれがわずかだったことからも大勝ぶりが分かる。会津藩は俊秀といわれた横山主税をはじめ幹部多数を失った。なお、旧幕府軍には斎藤一率いる新撰組も参加していた。
以後旧幕府軍は幾度となく要地である白河城の奪回をはかるものの、その都度撃退されかなわなかった。
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