玉串川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
|
||||
|---|---|---|---|---|
 八尾市山本町南7丁目・山本球場付近 |
||||
| 水系 | 淀川水系 | |||
| 延長 | 約6.4 km | |||
| 水源の標高 | - m | |||
| 平均流量 | - m³/s | |||
| 流域面積 | - km² | |||
| 水源 | 長瀬川（八尾市二俣） | |||
| 河口 | 第二寝屋川（東大阪市玉串元町） | |||
| 流域 | 大阪府 | |||
玉串川（たまくしがわ）は、大阪府下を流れる淀川水系の一級河川。
目次 |
[編集] 概要
八尾市二俣で長瀬川から分岐し、八尾市の中央部を北上し、東大阪市玉串元町で第二寝屋川に合流する。川幅は概ね約5mほどで、川岸は石積みまたはブロックで護岸されている。
かつて高度経済成長期には上流の大和川や長瀬川と同様に水質が悪化していたが、流域の各所において遊歩道の整備、水生植物の植栽や簡易式の曝気施設が設けられ、環境改善や水質浄化がなされている。 また、これらの整備が行なわれた頃にコイやフナの稚魚が放流され、現在では数多く生息している。
昭和四十年代に第二寝屋川が開削される以前は、玉串元町からさらに北上し、東大阪市内の花園、菱屋東、荒本、七軒家付近を通り、大阪市城東区諏訪付近で再び長瀬川に合流していた。現在では一部分を除いて埋め立てられ、道路、遊歩道や住宅地となり痕跡を確認することが困難になりつつある。
[編集] 歴史
- 宝永元年（1704年）の大和川の付け替えによって、旧河川流域の農村は、一旦農業用水源を失ってしまったが、旧川床に井路川用水を引いて水を流すこととなった。これが現在の「長瀬川」と「玉串川」である。
- 詳細については長瀬川とほぼ同じであるため、そちらを参照されたい。
[編集] 流域の風景
流域付近は、八尾市柏村の南部に田畑が広がり、河内山本駅付近が商業地となっている以外は概ね閑静な住宅街となっている。また、二俣付近と柏村橋付近～五月橋交差点、山本橋～山本町北七丁目付近までの両岸に桜の木が植えられ、桜の名所となっている。
[編集] 流域にある施設等
- 八尾市立曙川東小学校
- 都留美島神社
- 近鉄恩智駅
- 大阪府道15号八尾茨木線（恩智駅付近からずっと川沿いを通る）
- 国道170号大阪外環状線・柏村交差点
- 柏村稲荷神社
- 大阪府道182号柏村南本町線・柏村橋交差点
- 金光八尾中学校・高等学校
- 柏寿温泉・八尾おゆば
- 清友幼稚園
- 大阪瓦斯社員寮
※ 山本高安町以北の八尾市内については河内山本の頁を参照のこと。
 |
この「玉串川」は、日本の地理に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
