武哲山剛
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武哲山 剛（むてつやま つよし、1971年3月27日-）は、兵庫県尼崎市出身の元大相撲力士。武蔵川部屋所属。本名は栗本 剛（くりもと つよし）。身長173cm、体重138kg。得意手は突き、押し。最高位は西十両11枚目（1995年11月場所、1996年3月場所）。
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[編集] 来歴
小学校高学年が相撲を始め、報徳学園中学・高校時代には相撲部に所属した。中央大学時代には主将を務め、全国大会に出場するなど活躍、アマチュア横綱も獲得した。
当初、卒業後は高等学校の保健体育の教員の傍ら相撲大会出場を目指そうと考えていたが、相撲一本で頑張っていこうと心に決め角界入りを決意し、大学直前に武蔵川部屋に入門した。1993年1月場所に幕下付出で初土俵を踏んだ。突き押し得意で着実に番付を上げて行き、1994年7月場所には十両に昇進した。しかし、攻めがやや遅い部分があり、さらには右足の怪我に泣かされ十両には定着することは出来なかった（勝ち越しは1996年1月場所の1回のみだった）。1997年3月場所を最後に幕下に陥落し、1998年7月場所を全休ししたのを最後に現役を引退した。引退後は筑波大学大学院の体育研究科に入学（2005年に修了）して、コーチ学を学んだ。
現在、東洋大学付属牛久高等学校の保健体育科の教師として教壇に立ち、また、相撲部顧問として高校生アマ力士の指導育成に励んでいる。なお、「東洋大牛久高職員」としてアマチュア相撲にも復帰した。
[編集] エピソード
- 兵庫県尼崎市出身ということで、幼い頃から阪神タイガースの大ファンだった。本人の希望で阪神のロゴマークを用いた化粧廻しが贈られたことがある。
- 漫画家・やくみつるの描いた自分のイラストをとても気に入っていた。断髪式の際に関係者に贈った記念品には、やくに依頼して描いてもらった武哲山の絵が描かれていた。
- 横綱若乃花勝と風貌が似ていた。
[編集] 主な戦績
- 十両成績：39勝55敗11休（7場所）
[編集] 改名歴
- 栗本 剛（くりもと つよし）1993年1月場所～1994年5月場所
- 武哲山 剛次（むてつやま－）1994年7月場所～1994年11月場所
- 武哲山 剛（読み方同じ）1995年1月場所～1998年7月場所
