松谷卓
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松谷 卓（まつたに すぐる、1979年8月26日 - ）は静岡県出身のピアニスト・作曲家及び編曲家。静岡県立藤枝東高等学校卒業。
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[編集] 経歴など
幼少の頃よりピアノと日本舞踊を習い始める。東京藝術大学を受験するが、失敗。高校卒業後の1998年、エピックレコード（現・エピックレコードジャパン）から『EPOCH 1 / PLATFORM』、続けて1999年には『EPOCH 2 / CRIMSON』をリリース。しかし、当時は余り話題になることはなく、2000年10月にテレビ朝日で放送された「ザ・スクープ21」の番組テーマ曲として『EPOCH 1 / PLATFORM』から「Inscrutable Battle」が使われたくらいであった。それでも松谷はCMや舞台、テレビ番組などで使用する音楽の作曲活動を続けていた。
松谷の名前を有名にしたのは、2002年4月にスタートした朝日放送の建築ドキュメンタリー番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」（レギュラー放送は2006年3月まで、4月以降は単発スペシャル番組として放送）で彼の楽曲が使われたことであろう。テーマ曲に「Inscrutable Battle」が、挿入曲として「TAKUMI／匠」（これは新たに書き下ろしたもの）等が使用され、問い合わせが殺到。これを受けて2003年8月、この番組で使用された楽曲を集めた4年振りのアルバム『ビフォー・アフター（Before After）』をリリース。ロング・セールスを記録するヒット作となった。また、翌2004年9月には第2弾とも言える2枚組アルバム『ビフォー・アフター・コンプリート』を発表した。この2枚組アルバムに関して松谷はピアノ雑誌のインタビューで、「まさか2枚組のアルバムを作れる程になるとは、自分自身が一番驚いている」とコメントしている。また、2003年12月にリリースした『アンフォルメル（informel）』にボーナストラックで収録された「Stargazer」がテレビ朝日のニュース番組「スーパーJチャンネル」のテーマ曲として使われている（但し現在は週末版でしか聴くことが出来なくなった）。
その後は引き続き作曲活動を続ける傍ら、全国各地で行われるコンサート「live image」へも参加している。2005年11月20日にはテレビ朝日の「題名のない音楽会21」にも出演した。2004年10月公開の映画『いま、会いにゆきます』では全ての音楽を担当しており、11月にオリジナルサウンドトラックも発売された。同じく担当した『県庁の星』のオリジナルサウンドトラックも2006年2月22日に発売した。
[編集] ディスコグラフィー
※いずれもエピックレコード（現・エピックレコードジャパン）から発売
| 発売日 | タイトル | 番号 |
| 1998年10月1日 | EPOCH 1 / PLATFORM | ESCB 1911 |
| 1999年7月23日 | EPOCH 2 / CRIMSON | ESCB 1998 |
| 2003年8月6日 | ビフォー・アフター（Before After） | ESCL 2429 |
| 2003年12月3日 | アンフォルメル（informel） | ESCL 2475 |
| 2004年9月23日 | ビフォー・アフター・コンプリート | ESCL 2576・2577 |
| 2004年11月17日 | 「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック | ESCL 2615 |
| 2005年4月13日 | Pentiment | ESCL 2643 |
| 2005年9月7日 | 松谷卓 BEST ALBUM～映像音楽集 | ESCL 2701 |
| 2006年2月22日 | 「県庁の星」オリジナル・サウンドトラック | ESCL 2797 |
※上記以外では、『image 3』及び『live image - best』に「TAKUMI／匠」が、『image 4』に「Srargazer」がそれぞれ収録されている（imageシリーズはソニー・ミュージック・ジャパン・インターナショナルから発売）。
[編集] 余談
松谷は髪を金色に染めているが、その理由は音楽監督を務め、自らも出演している舞台「天国の本屋」で天使役を演じるためである（これもピアノ雑誌のインタビュー記事より）。
[編集] 外部リンク
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