松永道路
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松永道路（まつながどうろ）は、広島県福山市から尾道市に至る国道2号バイパスである。この内、山陽自動車道福山西ICと西瀬戸自動車道を結ぶ4.0km間は、高規格幹線道路として整備された尾道福山自動車道（自動車専用道路）である。 福山市松永地区、尾道市東部内の旧国道2号（主に現在の広島県道54号福山尾道線）の混雑緩和および山陽自動車道と西瀬戸自動車道の連絡強化を目的としており、現在は、対面通行となっている起点寄りL=2.5km区間（神村ランプ～今津ランプ）の4車線化工事が行われている。
目次 |
[編集] 概要
- 福山市神村町～福山市今津町間（3.1km）
- 規格：第3種第1級
- 道路幅員
- 土工部：25.0m
- トンネル部：20.5m
- 車線数：完成4車線（L=2.4km：暫定2車線）
- 車線幅員：3.5m
- 設計速度：80km/h
- 制限速度：60km/h
- 福山市今津町～尾道市高須町間（4.0km）
- 規格：第1種第3級（自動車専用道路）
- 道路幅員
- 土工部：22.0m
- 車線数：完成4車線
- 車線幅員：3.5m
- 設計速度：80km/h
- 制限速度：60km/h
[編集] 沿革
- 1972年（昭和47年） 事業化
- 1975年（昭和50年）2月18日 都市計画決定
- 1977年（昭和52年） 用地着手
- 1978年（昭和53年） 工事着手
- 1987年（昭和62年）6月27日 西藤IC～高須IC間（L=2.6km）を暫定2車線供用
- 1990年（平成2年）12月15日 神村ランプ～西藤IC間（L=4.5km）を暫定2車線供用、これにより全線開通
- 1999年（平成11年）3月 今津ランプ～高須IC間（L=4.0km）の4車線化、及び立体化された連結施設である西瀬戸尾道ICの完成
- 2003年（平成15年）3月27日 今津PA（L=0.5km）付近の4車線化
[編集] 通過市町村
[編集] 当該道路の位置関係
（広島方面） - 尾道バイパス - 松永道路 - 赤坂バイパス - （岡山方面）
[編集] 備考
現在、まだ暫定2車線供用となっている今津ランプ以東（赤坂バイパス含む）の上り線で車の流れが良くない上に、今津ランプ付近の絞込みで頻繁に渋滞する。松永道路が4車線化完了しても、先の赤坂バイパスが4車線化しない限り、渋滞ポイントが東にズレるだけだと危惧されている。
[編集] ランプ及びインターチェンジ
- 神村ランプ（国道2号赤坂バイパス・国道2号・広島県道54号福山尾道線）
- 羽原ランプ（広島県道157号松永新市線）
- 今津ランプ/今津PA（広島県道48号府中松永線）
- (22) 福山西IC（山陽自動車道）
- 西藤IC（広島県道54号福山尾道線）
- 高須IC（国道2号尾道バイパス）
- (1) 西瀬戸尾道IC（西瀬戸自動車道）
[編集] 今後の見通し
- 2007年度の完成4車線化を期に本事業は完了する。
[編集] 主な構造物
- 神村トンネル
- 平トンネル
- 松本トンネル
- 今津高架橋
- 高西トンネル
- 高須高架橋
