東京ディズニーシーのエンターテイメント
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東京ディズニーシーのエンターテイメント(とうきょうディズニーシーのエンターテイメント)は現在、東京ディズニーシーで行われているショーやパレードの一覧である。
上演が終了したショーやパレードの一覧表は、東京ディズニーシーで終了したエンターテイメントを参照のこと。
ネタばれ注意 : 以降に、ショーのストーリーなどが記載されています。
こうした情報を得たくない場合は閲覧を中止することをおすすめします。
[編集] ハーバーショー
メディテレニアンハーバーで開催されている、東京ディズニーシーのメインエンターテイメント。 東京ディズニーランドに於けるパレードとキャッスルショーに相当する。
[編集] デイタイムショー
日中の明るい時間帯に開催されている昼のショー。
[編集] レジェンド・オブ・ミシカ
『レジェンド・オブ・ミシカ』(The Legend of Mythica)は、2006年7月14日からメディテレーニアンハーバーのポルト・パラディーゾで新たに実施されている昼間のショーである。内容は、メディテレーニアンハーバーの広大な海や陸を舞台に、圧倒的なスケールと独創性に満ちたストーリーで、伝説の生き物たちとの出会いと喜びを表現したもので、ミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが、新たなる冒険とイマジネーションの世界へとゲストを誘う、というものである。
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このショーの音源を収録したCDが7月19日にエイベックスより発売。 ※リゾートの商品施設では7月10日より先行発売が開始された。
基本的に14時30分頃から1日1回開催される。
詳しくはレジェンド・オブ・ミシカを参照されたし
[編集] ミート&スマイル
『ミート&スマイル』(Meet & Smile)は、2006年7月14日からメディテレーニアンハーバーのリドアイルで実施されているショーである。内容は「5周年のテーマソング『Sea of Dreams』とともに、新たなコスチュームに身を包んだミッキーマウス&ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー、チップ、デールと、各テーマポートからディズニーの仲間たちが、ゲストに挨拶しにきます。」というものである。
雨の日や風の強い日などは、内容が変更される。主に変更される点としては、キャラクターが船から下船してこないというものである。 なお最大風速が14メートルを超えると、音響設備の用意ができないため船よりの音楽のみでの開催になる。上陸はない。最大風速が16メートルを超えると船の安全航行ができないため、ショー自体が中止される。
また、アトモスフィア・エンターテイメント扱いで、ピアッツア・トポリーノまでキャラクターが歩いてきてショーを行う。開催時刻非公開で1日数回公演される。
[編集] ナイトタイム・ショー
日没後に開催されている夜のショー。
[編集] ブラヴィッシーモ!
『ブラヴィッシーモ!』(BraviSEAmo!)は、ハーバーで行われる夜間のショーであり、2004年7月17日からスタート。水の精「ベリッシー」に火の精「プロメテオ」が恋をするというストーリーのショー。プロメテオが登場するときにハーバー一帯に炎が広がる様は幻想的である。
『ブラヴィッシーモ』とは、イタリア語ブラボー/ブラーヴォ(bravo)の最上級であるブラヴィッシモ(bravissimo)と東京ディズニーシー(Tokyo DisneySEA)のシー(SEA)を合わせた造語である。
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火と水を多用するショーのため、風向によっては観覧場所が制限されたり、花火のパイロが一部カットされたり、放水をカットする場合もある。またプロメテウス火山からの花火は頻繁にカットされることがある。
[編集] ステージショー
パーク内に設置されているステージで開催されるショー。通年実施されている物と、イベント期間限定のものがある。
[編集] ビッグバンドビート
『ビッグバンドビート』(Big Band Beat)は、2006年7月14日から2007年3月末までの予定で、アメリカンウォーターフロントのブロードウェイ・ミュージックシアターにて開催されるショーである。内容は「ビッグバンド全盛期にあたる1920年代から40年代にかけて、世界を熱狂させたスウィング・ジャズをテーマにした音楽とダンスを繰り広げるレヴューショー」。キャラクターの出演もある。1日4~5回の公演で、公演時間は約30分である。
ビッグバンドビートの頁も参照されたし。
[編集] オーバー・ザ・ウェイブ
『オーバー・ザ・ウェイブ』(Over the Waves)は、2006年7月14日からアメリカンウォーターフロントのドックサイド・ステージ(そごう提供)で実施されているショーである。内容は「S.S.コロンビア号の就航5周年を記念して始まったドリーム・クルーズの様子を描く」というミュージカルコメディショー。1日4~5回の公演で、公演時間は約30分である。
- 登場人物
[編集] ケープコッド・ステップアウト
『ケープコッド・ステップアウト』(Cape Cod Step Out)は、2006年7月14日からアメリカンウォーターフロントのケープコッド特設水上ステージで実施されているバンドとリバーダンスのショーである。アイリッシュバンドの演奏が楽しめ、アイリッシュパイプの音色に合わせ、歌、ダンスありのリズミカルなショー。1日3回の公演で、休演日がある。公演時間は約20分。
アトモスフィア・エンターテイメント扱いで、ショースケジュールに公開されていない時間帯にバンドのみの演奏が1日数回開催される。
[編集] サルサ!サルサ!サルサ!
『サルサ!サルサ!サルサ!』(Salsa! Salsa! Salsa!)は、2006年7月14日からロストリバーデルタのユカタン・ベースキャンプ・グリル(プリマハム提供)内特設ステージで実施されているラテンバンドショーである。キューバから招かれたサルサ・バンドが、パワフルでダンサブルな演奏を行う。1日5回の公演で、休演日がある。公演時間は約20分。
[編集] ムジカ・メヒカーナ
『ムジカ・メヒカーナ』(Musica Mexicana)は、2006年7月14日からロストリバーデルタのミゲルズ・エルドラド・キャンティーナで実施されているライブショーである。メキシコ出身のトリオが、ボレロを中心に、幅広い本格ラテンミュージックを演奏する。1日6回の公演で、休演日がある。公演時間は約20分。
[編集] リズミック・ピミエントス
『リズミック・ピミエントス』(Rhythmic Pimientos)は、2006年7月14日からロストリバーデルタの路上で実施されているバンドショーである。陽気でクールなパフォーマンスとミュージックに合わせ、色鮮やかなコスチュームをまとった若者たちが踊る。1日3回の公演で、公演時間は約25分。
アトモスフィア・エンターテイメント扱いで、この他にも2~3回バンドのみの公演がある。
[編集] ミスティックリズム
『ミスティックリズム』(Mystic Rhythms)は、ロストリバーデルタ内にある「ハンガーステージ」(ブリヂストン提供)でグランドオープン当初から公演されるているショーである。キャラクターは一切出てこない。ジャングルを舞台に「水」「土」「火」をテーマにダンサーが蝶や鳥、精霊などに扮して、ダンスを披露する。このショーでは炎や水などの特殊効果がふんだんに使われており、最前列付近は水の特殊効果をまともに受けるので注意が必要である。
[編集] プレシャストレジャー・オブ・アグラバー
『プレシャストレジャー・オブ・アグラバー』(Precious Treasures of Agrabah)は、2006年7月14日からアラビアンコースト特設ステージで実施されているショーである。内容は「砂漠の風にのって現れるアグラバーの“宝物”によるエキゾティックなダンスとパフォーマンス、そして激しいリズム」というショー。ベリーダンスが行われる。キャラクターの登場は無い。1日5回の公演で、休演日がある。公演時間は約25分。
[編集] ステージショー(連続公演)
[編集] ドナルドのボートビルダー
『ドナルドのボートビルダー』(Donald's Boat Builders)はアメリカンウォーターフロント内にある「ケープコッド・クックオフ」にて開催されるショーである。ゲストは先に食べ物を買ってから席に着き、食事しながら見れるようになっている。以前、ここには複数の出入口が存在したが、現在では、レストランからショーブースへとつながる出入口しか開放されておらず、そのほかの出入口は全て施錠されている。(なお、この唯一の出入口にはキャストが常駐しており、食事を購入することなくショーを見ることを防止している。)これは、あくまでも食事を購入した後で、ショーを見る場所だからである。もちろん、複数人いて、数人が先に席を確保することは出来ない。また、このショーには正確なタイムテーブルは存在せず、常時繰り返しで公演を行っている。
内容は、ミッキーマウス・グーフィーとドナルドダックのパターンとチップ&デールとドナルドダックのパターンの後、ディズニーの短編アニメーションが流れる、というものである。なお、時間帯によっては、アニメーションの流れている時間が長くなる場合がある。
- ミッキー・グーフィーとドナルドのパターン
ミッキーとグーフィーが、ドナルドが営んでいるフィッシングツアーに参加することになった。しかし、ドナルドの船は故障していたので、ミッキー指導の下、船の修理をすることに。ところが、ドナルドが煙突掃除中に持っていた箒を煙突の中に落としてしまい、結局船は元通りになってしまう、と言う内容。
- チップ&デールとドナルドのパターン
船が故障してしまったので、しばらくフィッシングツアーを中止することにしたドナルド。そこにツアーに参加しようとチップ&デールがやってきた。壊れたボートを修理したら、ボートを貸してもらうという約束をして、修理をはじめる二人だったのだが、やっぱりいたずら心が抑えられず、いつものようにドナルドがしてやられる、という内容。
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標準公演時間は11時頃から18時まで。
[編集] ステージショー(不定期)
[編集] ミュージック・フェスティバル・プログラム
『ミュージック・フェスティバル・プログラム』は、音楽バンドやコーラス、ダンスなど様々なジャンルで活動しているアマチュアグループのためのプログラムである。ビデオによるオーディションに合格すれば、実際にディズニーリゾートのショーの舞台として使用されている、東京ディズニーランドのプラザテラスやシアターオーリンズやパレードルート、東京ディズニーシーのドックサイド・ステージやリドアイルやウォーターフロントパークなどを舞台に演奏することができるものである。
1955年、アメリカ・カリフォルニアにディズニーランドがオープンした時に、ウォルト・ディズニー自身の発案によってスタートしたもので、東京ディズニーランドは1983年のグランドオープンから、東京ディズニーシーは2005年6月より実施している。
[編集] パークワイド
[編集] ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ
『ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ』(Disney Magic in the Sky)は、東京ディズニーリゾートで開催される花火の名称。音楽に合わせて花火が打ち上げられる点が特徴的である。また、このエンターテイメントは東京ディズニーシーおよび舞浜近辺からならどこからでも見ることができ、東京ディズニーシーでは東京ディズニーランドと同じ音楽が流され、イベントタイトルも同じである。また、季節やイベント時期によって名称は多少変化し、クリスマス期間は「クリスマス・ウィッシュ・イン・ザ・スカイ」冬の間は「ウインターマジック・イン・ザ・スカイ」でそれ以外では「ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ」という名称が2003年より用いられる。
花火打上場は東京ディズニーランドと同一で、東京ディズニーランドのウェスタンリバー鉄道の外側、インディアンの村の外側付近に第1打上場が、リゾートパーキング第2の中心付近に第2打上場がある。東京ディズニーシーのリドアイルから見ると、ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテの上に見えるのが第1、プロメテウス火山の裾野に見えるのが第2となる。第2打上場は混雑日(リゾートパーキング第2を使用している日)は利用できない。第1打上場は東から南の風に弱く、東から南の風が予想される日は第2打上場を使用する。なおカウントダウンのときなどは臨時打上場を用意して打ち上げる。これはカウントダウンのときの花火(約2000発)を1箇所に設置するのが危険なためである。
本設打上花火のため、上空の風向風速などにより中止となってしまう場合も多く、平均的に全体の1/3が中止になっている。
[編集] 関連項目
東京ディズニーリゾート |
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オリエンタルランド |
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