東京スタジアム補助グラウンド

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東京スタジアム補助グラウンド（アミノバイタルフィールド）は、東京都調布市にある東京スタジアム（味の素スタジアム）のサブグラウンドとして2001年に開場したグラウンドである。

そもそもはメインスタジアムが日本陸上競技連盟の第1種公認スタジアム登録に必要な補助トラック（第3種公認以上の規模）を開設する予定だったが、用地買収交渉の遅れなどから補助トラックの整備が出来ず陸連公認が当面見送られたため、それに代るサブグラウンドとして建設された。現在のスタジアム名「アミノバイタルフィールド」は2002年に味の素が命名権を取得した際にサブグラウンドの名称として付けたもので、同社の健康食品（サプリーメント）のブランドから命名されている。

完成当初は天然芝グラウンドで主としてサッカーやラグビーの地域リーグクラスの大会を中心に使用されてきたが、2005年の会場5周年を機にグラウンドをロングパイル人工芝に変更し、アメリカンフットボールの試合にも対応できるように改築された。またナイター開催に備えて4基の照明設備も併設されている。スタンドは鉄骨製で2000人程度が収容可能となっている。

なお、近年サッカーの試合では部分的であるが人工芝のグランドでの試合が認められるようになった。だが、Jリーグ、JFLといった全国規模のサッカー大会では現状天然芝のみしか開催が許可されていない。この為、2004年まで開催されたJFLの公式戦（佐川急便東京サッカー部、横河武蔵野FC、国士舘大学サッカー部など）の試合が開催されなくなった。

交通アクセスについては東京スタジアムの項参照。

[編集] こぼれ話

このグラウンドが、天然芝から人工芝へ芝生の張替えをするに当たり、これまで使用した天然芝を敷島公園陸上競技場に移し替えた。2004年まで敷島競技場は高麗芝（温暖地型）のみだったが、Jリーグの規定で常緑の天然芝を設置することが義務付けられており、ザスパ草津のJリーグ昇格に伴い芝生の張替えが必要な為であった。