東京オリンピック構想

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東京オリンピック（とうきょうオリンピック）は、2016年夏季オリンピックを東京都で開くために計画されている大会の名称。

[編集] 概要

メインスタジアムは中央区晴海地区に置き、すべての競技会場がほぼ半径10km圏内のコンパクトオリンピックを目指す。

コンセプト

「アジアで初の2度目の五輪開催」

世界一コンパクトな大会
先端技術を駆使した大会
環境を最優先した大会

　 開催時期

2016年8月12日から28日までの17日間

メーン競技場と選手村　

晴海埠頭に新設予定で常設8万人、仮設2万人を収容
選手村は有明地区で収容人員は18,500人

主な競技･関連施設（全36施設うち新設6、既存18、仮設12）

五輪スタジアム（新設）・・・・・陸上、サッカー、開閉会式
東京ビッグサイト（仮設）・・・・水泳
日本武道館・・・・・・柔道、レスリング
国技館・・・・・・・ボクシング
東京国際フォーラム・・・・重量挙げ
東京ドーム・・・・・・自転車、野球
大井競馬場・・・・・・近代五種

会場配置

都心の半径10キロ圏内に殆どの競技施設が点在する分散型
セーリングは江ノ島ヨットハーバー
サッカーは札幌、鹿島、埼玉、横浜、大阪でも開催

財政

招致経費55億円
大会組織委員会予算2943億円

[編集] 招致運動の経緯

2006年 3月8日 - 東京都議会でオリンピック開催招致を決議
2006年 4月1日 - 招致本部設置。
2006年 4月28日 - JOCに対して「立候補意思表明書」を提出し正式立候補した。
2006年 8月30日 - 国内候補地選定委員会で福岡市を破った。

[編集] 今後の日程

2007年7月　IOCへ立候補申請
2007年8月　申請都市に対する説明会開催
2008年1月　IOCからの質問に回答
2008年6月　IOC理事会で都市絞込み
2008年11月　開催計画書を提出
2009年2～3月　IOC評価委員会現地調査
2009年9月　　IOC評価委員会が報告書作成
2009年10月　IOC総会で開催都市決定

[編集] 見通し

最有力候補はアメリカ。米国企業のスポンサー契約料、高額のテレビ放映権料は五輪にとって不可欠な存在。米国の五輪関係者は、20年ぶりとなる16年大会を『順番』と捉えている。米国オリンピック委員会(ＵＳＯＣ)は1984年ロサンゼルス大会を大成功に導いた実業家のユベロス会長の下で国際部門の強化を進めている。

また、史上初の南米開催を目指すリオデジャネイロが注目を集めているともいう。

一方、2007年7月に決まる2014年冬季五輪が平昌（韓国）になると、2年後の夏季五輪が再びアジアに来る可能性は遠のくだろうとの見方もある。

東京都の石原慎太郎知事はJOCの選定委員会で、2016年五輪の開催地に東京都が選ばれなかった場合、2020年五輪の開催地に再び立候補する意思を明らかにした。出費に備えて、都は毎年1千億円を積み立てていく。

発展途上国の委員に影響力のある中国代表の支持を得るのは絶望的、全欧州委員の取り込み以外に勝算はないとの予測があり、東京都の道のりは予想以上に厳しい。