札幌市交通局560形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
札幌市交通局560形電車とは、1953年に登場した札幌市電の路面電車である。
目次 |
[編集] 概要
1953年（昭和28年）に登場した。550形をベースとした全鋼製車で、550形の前面上部に傾斜をつけた形状であるため、全長が僅かに長くなっている。前照灯は前面上部に取り付けられていたため直前の照度が不足しており、乗務員には不評であった。 1968年（昭和43年）10月に561号が710形713号に、1969年（昭和44年）12月に562～565がA870形に主要機器を譲って廃車となり、566～570も1971年（昭和46年）10月に廃車となった。
[編集] 製造
551～560が1953年10～12月に汽車会社東京製作所で製造された。登場当初の塗色は窓周りが淡緑、ほかは濃緑であった。後に330形と同様の塗色に変更された。
[編集] 改造
[編集] 方向幕
製造当初は正面右側の運転台上部に小型のものが設置されていたが、1960年（昭和35年）に中央に大型の物を設置する改造を行った。
[編集] 主要諸元
- 全長：11000mm
- 全幅：2230mm
- 全高：3815mm
- 自重：14.0t
- 定員：90人
- 出力・駆動方式：37.3kW×2・吊り掛け式
- 台車型式：住友金属KS-40
 |
この「札幌市交通局560形電車」は、鉄道に関連した書きかけ項目です。 この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。（ポータル 鉄道/ウィキプロジェクト 鉄道） |
