旭川スタルヒン球場

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旭川市花咲スポーツ公園硬式野球場（スタルヒン球場）
Asahikawa Starffin Stadium

施設統計
所在地	北海道旭川市花咲町2（花咲スポーツ公園内）
開場	1932年（1984年改築）
所有者	旭川市
管理・運用者	旭川市公園緑地協会（指定管理者）
グラウンド	内野：クレー舗装外野：天然芝
照明	なし
設計者
使用チーム、大会

収容能力
25,000人
規模
グラウンド面積：13,300m² 両翼：95 m 中堅：120 m
フェンスの高さ

旭川市花咲スポーツ公園硬式野球場（あさひかわし・はなさきスポーツこうえん・こうしきやきゅうじょう）は、北海道旭川市花咲町の花咲スポーツ公園内にある野球場。愛称 スタルヒン球場。施設は旭川市が所有し、市の外郭団体である旭川市公園緑地協会が指定管理者として運営管理にあたっている。

[編集] 歴史

現在スタルヒン球場などがある花咲スポーツ公園は、かつては大蔵省が所管する国有地だったが、1929年、運動場の建設を目的に旭川市に払い下げられた。野球場は旭川市営野球場（あさひかわしえいやきゅうじょう）として1932年に完成。同年、全国中学校野球大会の北海道予選が開催された。その後周辺には各種運動施設が建設され、1941年に公園名を近文公園として、市民に開放された。

やがて新たな運動施設の必要や、近文公園内にある既存施設の老朽化が問題となり、市は1976年、公園に隣接する旧旭川競馬場の土地を取得し、公園施設の全面改修事業に着手した。市営野球場もこの改修の一環で建て替えられることとなり、改築に先立って旭川市出身のロシア人で、日本プロ野球黎明期の大投手だったヴィクトル・スタルヒンの功績に因んで新球場名を「スタルヒン球場」とすることを発表、1982年 9月23日に命名式を執り行った。野球場の名称に人名が冠されたのは日本で初めてのことだった。改築後、1984年 4月1日に再開場。以来、高校野球などアマチュア公式戦が行われている。近文公園の再整備事業は1990年度までに完了し、1991年 4月1日に公園名称を「花咲スポーツ公園」に改称した。

なお、高校野球に於いては2000年より正式に北北海道地区のメイン開催球場となり、夏の北北海道大会の準決勝以降はこのスタルヒン球場で開催されている。

またプロ野球公式戦に於いては、改修が完了した1984年から1986年には日本ハムファイターズが年1試合、1988年から1990年・1992年の4シーズンの間は読売ジャイアンツ（巨人）が北海道シリーズ3連戦の初戦をこのスタルヒン球場で開催していた他、1994年にはオリックス・ブルーウェーブが2連戦を、1995年と2000年にも日本ハムが各1試合を開催した。2004年からは、札幌市に本拠地を置く北海道日本ハムファイターズが概ね隔年で1試合、主催公式戦を開催している。