日秀
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日秀（にっしゅう、天文3年（1534年） - 寛永2年4月20日（1625年5月26日））は、豊臣秀吉の姉。母は大政所、父は木下弥右衛門。夫は三好吉房。豊臣秀次・豊臣秀勝・豊臣秀保の母。名は智（とも）、智子、村雲尼、日秀尼とも。号は瑞龍院。
大和国の三輪氏の一族と言われる農民の三輪弥介（後の三好吉房）に嫁ぎ、1568年に秀次、1569年に秀勝、1579年に秀保を産む。1591年、嫡子豊臣鶴松を亡くした弟の秀吉の元に秀次・秀勝を養子とし、秀保は豊臣秀長の養子とする。
しかし1592年、秀勝は文禄の役出陣中に病没し、秀次は関白となるも1595年に謀反の疑いをかけられ切腹、秀保も同年に病没（諸説あり）、夫の吉房も秀次の切腹に連座して讃岐国に流される。日秀は出家し、秀次の供養の為京都の嵯峨野に瑞龍寺を建立し、菩提を弔った。
夫・吉房は1600年頃に病死。日秀は1615年の大坂夏の陣での豊臣氏滅亡の際には、曾孫に当たる真田幸村の五女・御田姫を自分の下に避難させている。1625年に亡くなった。享年92。
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