恋人よ
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恋人よ（こいびとよ）は、
『恋人よ』（こいびとよ）は、1995年10月19日から12月21日まで、フジテレビ系列で放映された、連続テレビドラマ。
制作 フジテレビ。放映 フジテレビ系列全10回。木曜22時放送 。最終回のみ30分拡大で22:00～23:24の放送。平均視聴率は15.2％。
目次 |
[編集] 出演
- 鴻野愛永(28):鈴木保奈美
- 宇崎航平(32):岸谷五朗
- 宇崎粧子(29):鈴木京香
- 藤田達彦(20):長瀬智也
- 一枝季里子(25):櫻井淳子
- 渡辺美緒(19):水野美紀
- 結城宗市(56):夏八木勲
- 鴻野遼太郎(35):佐藤浩市
[編集] 原作・脚本
[編集] 音楽
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
- 『TO LOVE YOU MORE』
- セリーヌ・ディオン with クライズラー&カンパニー
[編集] ストーリー
1995年4月、とある結婚式場で愛永（鈴木保奈美）と航平（岸谷）は出会った。それぞれの結婚式を3時間後に控えていたが、二人とも婚約者へのわだかまりを持ったままだった。しかし互いに悩みを打ち明け励まし合い、再会を約束し、無事式を挙げた。その後何の連絡も無く、航平は愛永のことを忘れかけていたが、式から半年後の1995年10月、航平と妻粧子（鈴木京香）が暮らす家の隣に、愛永と夫遼太郎（佐藤）が引っ越してきた。
[編集] 各話タイトル、放送日、視聴率
第6話～第9話までの視聴率が分かっていません。情報をお持ちの方は加筆するようお願いします。
- 第一回「結婚一時間前の恋」(1995.10.19) 14.4％
- 第二回「私書箱恋愛」(1995.10.26) 16.9％
- 第三回「情熱の隠された場所」(1995.11.2) 16.0％
- 第四回「日帰りの不倫旅行」(1995.11.9) 13.1％
- 第五回「誰も裏切らない恋」(1995.11.16)15.3％
- 第六回「誕生」(1995.11.23)
- 第七回「許されない告白」(1995.11.30)
- 第八回「愛しているのは君じゃない」(1995.12.7)
- 第九回「あなたなんか死んでしまえばいい」(1995.12.14)
- 最終回特別編「最後の恋文」（90分拡大版）(1995.12.21) 18.0％
[編集] その他
- このドラマは主婦を初め20代女性を中心にヒットしたドラマで懐かしさや哀愁を感じさせる演出が話題となり、最終回では高視聴率を獲得する。
- また、キャストではこのドラマでメジャーになり始めた水野美紀であるが、第9話で彼女演じる美緒が、病に倒れた鈴木保奈美演じる愛永に、それまでの嫉妬の念から、「あなたなんか死んでしまえばいい」と憎々しく発し、それをきっかけにしばらくの間、猛烈なダーティイメージを被ることとなる。（もっとも、後の『踊る大捜査線』や『ビューティフルライフ』、『女子アナ。』などでは明るい善人役を演じたので、現在は悪いイメージも薄らいではいるが…）
- 他にも不倫や交換恋愛といったトレンディ性溢れる要素もふんだんに盛り込んでいることで主婦層に受けたといえる。
- この番組の主題歌であったセリーヌ・ディオンの『TO LOVE YOU MORE』は、洋楽では日本国内で最もヒットした曲であり、その記録は現在も破られていない。
- この作品の6年後の2001年、同じ野沢尚脚本の『水曜日の情事』（フジテレビ系）というドラマの中で、登場人物である小説家の新作に『恋人よ』のストーリーが、一部盛り込まれている。
- 本作主演の鈴木保奈美が事実上女優を引退していることや、主題歌が洋楽であり、権利関係が複雑であることなど様々な理由があり、視聴者からの要望が多数寄せられながらもなかなかソフト化されず、再放送も1996年夏に1度されただけだったが、2004年6月に脚本の野沢尚氏が急死した為、それに対する哀悼の念を込め、翌月、実に8年ぶりに再放送され、その年の秋にはDVD化されることになった。
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