徳川頼職
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徳川頼職（とくがわ よりもと、延宝8年1月17日(1680年2月17日) - 宝永2年9月8日(1705年10月25日)）は、江戸時代の大名。紀伊国紀州藩第4代藩主。
第2代藩主徳川光貞の庶子。幼名は長七。元服して松平姓を与えられて松平頼元と称し、その後、松平頼職に改め、従四位下左近衛権少将の官位を受けた。元禄10年(1697年)、越前国丹生郡に3万石を与えられ紀州徳川家から別家。
宝永2年(1705年)に兄で第3代藩主の徳川綱教が病気に倒れたためその養子となって徳川姓に復し、5月綱教が死去するによって紀州藩を相続。8月には父光貞が死去し、自身もその1ヵ月後に26歳の若さで病没した。藩主を相続してからすぐに死去したため、紀州藩主の例である従二位権大納言の官位も将軍の偏諱も受けていない。法名：深覚院殿贈相公三品圓巌真常大居士
妻子はなく、弟の松平頼方が徳川吉宗となって紀州藩を継ぐ。
[編集] 官職位階履歴
- 1695年（元禄8）12月、従五位下内蔵頭に叙任。
- 1696年（元禄9）12月18日、従四位下左近衛権少将に昇叙兼任。
- 1697年（元禄10）4月15日、越前国丹生3万石の藩主となる。
- 1705年（宝永2）5月、紀伊国紀州藩主である兄の徳川綱教の養子となり、藩主後継者となり、徳川の苗字を称する。 6月18日、同藩主となる。 9月8日、卒去。法名：深覚院殿贈相公三品圓巌真常大居士
- 1713年（正徳3）11月9日、贈従三位参議。
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