平 (いわき市)
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平（たいら）とは、現在の福島県いわき市の中北部に位置する旧城下町。1966年10月の大規模合併前には、平市（たいらし）という市であった。旧磐前郡。
他の「平」と区別するために、磐城平（いわきたいら）と称する事もある。
このページにおいては、合併前の平市の内容と、合併後のいわき市平地区の両方を併載する。
目次 |
[編集] 概要
浜通りの南部に位置する旧城下町である。12世紀には岩城氏の所領として、江戸時代には磐城平藩の城下町として盛えた。幕末の老中・安藤信正は、当初は磐城平藩の藩主であった。
浜通りから茨城県や中通りへ連絡する陸路の接点となっているが、常磐線など茨城県からの交通網が早く整備されたため、南の茨城県との繋がりの方がが深い傾向にある。
[編集] 地理
太平洋に面している事もあり、気候は年間通して温暖で、冬でも雪は少ない。
[編集] 歴史
- 12世紀：白水阿弥陀堂が郊外に置かれ、岩城氏の所領となる。
- 江戸時代：磐城平藩が樹立され、平は磐城平藩の城下町となる。
- 1871年：廃藩置県で磐前県となり、平には県庁が置かれた。
- 1876年：福島県に合併される。
- 1889年：町制施行で平町となる。
- 1897年：常磐線平駅（現いわき駅）開業。
- 1937年：市制施行で平市となる。
- 1945年：平空襲により被災。
- 1950年：飯野村、神谷村を編入。
- 1954年：豊間町、夏井村、高久村、草野村を編入。
- 1955年：赤井村の一部を編入。
- 1966年：大規模合併により、いわき市の一部となる。
[編集] 警察
- 平市警察署（現在はいわき中央警察署）
[編集] 経済
浜通りの商業の中枢となっており、商圏は北茨城市から楢葉町辺りにまで及ぶ。
[編集] 観光地
- 白水阿弥陀堂
- 龍ヶ城美術館
- 磐城平城
[編集] 娯楽施設
[編集] 交通
南の水戸までは95km、北の仙台までは150km、西の郡山までは75kmである。
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 道路元標：十五町目交差点
- 路線
[編集] 関連項目
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