平凡社
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平凡社（へいぼんしゃ）は、日本の出版社。百科事典の出版社として有名で、東洋文庫など学術性の強い出版物を多く刊行する。厳密には「平」の字は、二つの点が末広がり（「八」の形）になった字体を用いる。
下中彌三郎が百科事典を出版するために設立した。1923年に株式会社となり、1934年に完結した『大百科事典』全28巻の刊行によって成功を収めた。その後、戦後に刊行した『世界大百科事典』がロングセラーとなり、現在まで百科事典の出版社としての地位を不動のものにしている。1967年の『国民百科事典』は、全7巻で1万円という安さからベストセラーとなった。
マガジンハウスの前身である平凡出版とは資本・人的関係はなく、戦前に平凡社が出していた雑誌『平凡』の誌名を平凡出版が受け継いだことにちなんでいる。
[編集] 出版物
- 世界大百科事典
- マイペディア
- 太陽 - 日本初の本格的グラフィックマガジン。1963年創刊。2000年12月号(No.482)にて休刊。現在は「別冊太陽」が刊行されている。
- 平凡社新書
- 平凡社ライブラリー
- 東洋文庫
