富士フイルムのカメラ製品

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富士フイルムのカメラ製品（ふじフイルムのカメラせいひん）

富士フイルムの開発、発売した製品の一覧。

目次 1 デジタルカメラ 1.1 FUJIX DSシリーズ 1.2 CLIP-ITシリーズ 1.3 FinePixシリーズ 1.4 BIGJOBシリーズ 1.5 Q1 Digitalシリーズ 1.6 eyeplateシリーズ 2 フィルムカメラ 2.1 35mm一眼レフカメラ 2.2 35mmフィルムコンパクト 2.3 レンジファインダーカメラ 2.4 APSフィルムコンパクト 2.5 写ルンですシリーズ 2.6 インスタントカメラ 2.7 中判カメラ 3 8ミリムービー（フィルム、Single-8）カメラ 4 外部リンク

[編集] デジタルカメラ

[編集] FUJIX DSシリーズ

デジタルカメラの初期の頃に存在したシリーズ 世界初のデジタル記録方式のデジタルカメラ「FUJIX DS-1P」やフラッシュメモリーを初めて採用した「FUJIX DS-200F」などがあった。

[編集] CLIP-ITシリーズ

カシオの「QV-10」に対抗する形で発売された低価格機。世界初のスマートメディア搭載機でもある。

[編集] FinePixシリーズ

富士フイルムのメインとなるデジタルカメラ。手軽に扱えるコンパクトから本格的なデジタル一眼レフすべてFinePixの名で統一されている。

カメラの名前のFinePixの後のアルファベット一文字でだいたいの種別がわかる。

ただし、初期のスーパーCCDハニカム搭載機の一部にはアルファベットではなく数字から始まる型番の機種も存在している。(FinePix4700Z等)

• Fシリーズ（コンパクト）：初心者向けのモデル～マニュアルAE機能付きのものまでのコンパクトシリーズ。
  • 代表機種
    • F10/F11：最高感度ISO1600を実現させたコンパクトモデル。コンパクトデジカメでもきれいに高感度撮影ができると評判になった。
    • F30：最高感度ISO3200を実現。

• Zシリーズ（スリムボディ）：本体の厚みを薄くしたもの。スリムボディシリーズ。
  • 代表機種
    • Z1/Z2/Z3：スリムボディで比較的きれいな高感度撮影を実現させた。

• Eシリーズ（コンフォート）：快適な撮影をしたい人向けのシリーズ。Egripと呼ばれる手にフィットするグリップがついている。

• Aシリーズ（エントリー）：簡単操作で気軽にきれいにとれるAシリーズ。デジカメが初めての人にもOK。

• Sシリーズ（ハイスペック）：デジタル写真を本格的な世界へと導くSシリーズ。ハイエンドモデルと呼ばれる一眼レフスタイル（富士写真フイルムはネオ一眼と呼んでいる）からプロ向けの一眼レフ（ただしボディ部分はニコンDシリーズのOEM）がある。
  • 代表機種
    • S3 Pro：写真館向けに発売されたデジタル一眼レフ。スーパーCCDハニカムSRⅡを搭載し、広大なダイナミックレンジを実現。
    • S9000：S7000の後継機種でS5200の上位機種に当たる。手動ズームなどS7000よりも操作性に富む。
    • S5200：S5000の後継機。S9000より小型。

[編集] BIGJOBシリーズ

耐水性、防塵（ほこりや細かなゴミなどの侵入を防ぐ）に優れたデジタルカメラ。
雨天時の撮影や工事現場などでの使用に特化されたシリーズ。ボタンも大きく軍手をしてても容易に扱える。

[編集] Q1 Digitalシリーズ

変わったボディデザインのデジタルカメラ。ちょっとしたおしゃれ用途か?
今現在のラインアップ（まだ1台なのでシリーズではない）ではズームレンズではなく単焦点レンズとなっている。単焦点レンズの鮮やかさとと高画素の2つの仕様できれいに撮ることができる。
内蔵メモリや赤外線通信などの細かな便利機能が搭載されている。

2005年6月にQ1Digital唯一のQ1 Digital 4.0Irが製造中止となった。

[編集] eyeplateシリーズ

かなりの薄さを実現しているデジタルカメラ。財布にも入るくらいの薄さである。ただし、メモ程度の写真しか得られない。eyeplateにいたってはメモにも不十分な解像度である。

eyeplate
02年4月に発売された。今現在も世界最薄で、なんと6mmもの薄さとなっている。重さは36g。
8MBの内蔵メモリ、31万画素CMOSセンサー、35mmで47mm相当の単焦点レンズを搭載している。

eyeplate mega
eyeplateの後継機種。厚さは8mmとなっている。重さは40g。
16MBの内蔵メモリ、131万画素CMOSセンサー、35mmで46mm相当の単焦点レンズを搭載している。外部メモリーにも対応している。メディアはxD-ピクチャーカードではなくSDメモリーカードを採用している。

[編集] フィルムカメラ

[編集] 35mm一眼レフカメラ

• STシリーズ

M42マウント採用のカメラであるが、内蔵露出計が開放測光方式に変更された後のモデルには、絞りを連動させるツメがついているため、他社ブランドのレンズを装着した場合に干渉することもある。互換性は考えない方が無難。

ST-701･･･1970年発売の絞り込み測光式のマニュアル機。
ST-801･･･開放測光式露出計を内蔵。露出計は針式ではなく、当時としては革新的なLED式。レンズはコーティングを掛けたEBC（erectric beam corting）フジノンレンズを装着。
ST-901･･･上位機種として絞り優先AEを搭載。
ST-605･･･入門版としての廉価モデル。
ST-605II･･･ST-605に開放測光のシステムを搭載したもの。
AZ-1･･･ST-901の廉価版。当時軽量化が進んだズームレンズを標準装備させたことからAZを名乗る。ワインダーもオプションで用意されていた。

• AXシリーズ

STシリーズにかわる新開発のシリーズ。レンズマウントも従来のM42マウントに変わりフジカAXマウントを採用。
以下の3機種が販売された。
ただしシリーズとしての販売は伸び悩み、このシリーズの生産終了とともに富士写真フイルムは一眼レフ製造から撤退した。

AX-1･･･1980年3月発売。絞り優先AEモードのみ搭載のシンプルなカメラであり、AXシリーズのエントリーモデル。
AX-3･･･1980年5月発売。絞り優先AE及びマニュアルモード搭載。AXシリーズの主力モデルであり、この時期に発売された国産一眼レフカメラとしては特徴の無い平均的な性能を有している。
AX-5･･･1980年3月発売。AXシリーズのフラッグシップモデル。絞り優先AE･シャッター速度優先AE･プログラムAE･マニュアルのフルモード搭載。この時期に発売された国産一眼レフとしては最先端の機能を誇る野心作であった。

[編集] 35mmフィルムコンパクト

• NATURAシリーズ

コンパクトフィルムカメラ。単焦点レンズ搭載。

• Silviシリーズ

コンパクトフィルムカメラ。ズームレンズを搭載したもの。バックライト付きの大型液晶パネルや、簡単にフィルムを入れることができる「新DILシステム」が特徴。

• ワークレコードシリーズ

富士フイルムのデジタルカメラでいうBIGJOBシリーズ。耐水性や防塵性に優れたシリーズ。

• スーパー//クリアショット//スマートショットシリーズ

ベーシックコンパクトカメラ。

[編集] レンジファインダーカメラ

レンズ交換式のレンジファインダーカメラ。このカメラに用意されたレンズは35mmフィルムより大きい中判型のフィルムクラスのレンズに匹敵するレンズである。パノラマ写真の撮影も可能。マニュアル露出も当たり前。

[編集] APSフィルムコンパクト

35mmフィルムより一回り小さいAPSサイズと呼ばれるフィルムを使用するカメラ。L2サイズまでしかプリントしないというときは35mmフィルムより安価で手に入るAPSサイズのフィルムの方がよい場合がある。

• nexiaシリーズ

富士フイルムのAPSフィルムのカメラのシリーズ。大きく分けて2つに分かれる。
ひとつは一般的なズーム機能がついたコンパクトタイプ。
もう一つはnexia Q1シリーズ。Q1 Digitalはこのnexia Q1のデジタル版。ズームレンズがついたnexia Q1ZOOMもある。

かつては「EPION（エピオン）」というブランドで発売され、「nexia」はAPSフィルムだけを指していた。

[編集] 写ルンですシリーズ

レンズやシャッターなどの簡易的なカメラ機能を備えた「レンズ付きフィルム」のパイオニア。「使い捨てカメラ」と呼ばれることがあるが、現在では、使用後の製品のリユース・リサイクル体制が整備されている。フィルムのサイズは登場初期には110判が使われたが現在は35mmとAPSの2種類。

• スタンダードタイプ

旅行先の旅館や自販機などでよく販売されている。付加機能を省いたシンプルなタイプ。

• 高機能タイプ

スタンダードタイプより便利な機能が搭載されている。「夜間撮影でもきれいに撮れる」「防水」「望遠レンズ搭載」などがある。

• キャラクターデザインタイプ

カメラ本体にキャラクターが描かれている。描かれているものはディズニーキャラなど。

[編集] インスタントカメラ

撮ったその場でカードサイズの写真がみれるインスタントカメラ。

• instax mini チェキシリーズ

インスタントカメラとしては小柄なボディで、あると便利なセルフタイマーやフラッシュ充電中などが一目でわかるマルチイルミネーションなどが搭載された機種もある。最盛期にはチェキと同じフィルムを使用する小型プリンター（NP-1）が発売され、シリーズの主力商品となった。現在、NP-1の後継機種としてInstax Digital Piviシリーズがある。

• instax ワイド

より広い範囲を移すことができるレンズが搭載されている。

[編集] 中判カメラ

プロフェッショナルタイプの中判機。写真館、写真プロダクション、デザイン事務所などで活躍する。プロ向け。

• GX645AF

ハッセルブラッドとの共同開発による6×4.5cm判AF一眼レフカメラ。

• GX680III

6×8cm判一眼レフカメラ。マルチフォーマット対応。アオリ操作機能を省いたコンパクトモデル「GX680IIIS」もある。

[編集] 8ミリムービー（フィルム、Single-8）カメラ

8ミリ機材のブランド名はフジカ (FUJICA) 。サイレントカメラとサウンド（同時録音）カメラがある。撮影コマ速度（18・24・36コマ毎秒など）切換や1コマ撮影など、機種により機能の違いがある。

[編集] 外部リンク

• 富士フイルムHP
• FinePix.com（デジカメ総合情報）