宮地駅

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駅舎（2005年3月28日）

ホーム（2005年8月28日）

宮地駅（みやじえき）は、熊本県阿蘇市一の宮町宮地に所在する九州旅客鉄道（JR九州）豊肥本線の駅である。

方向を問わず大半の列車が当駅で折返し、大分・豊後竹田方面と肥後大津・熊本方面への列車は当駅で乗換えとなる。熊本方面の列車は多いが宮地～豊後竹田間の列車は1日5往復しかない。

[編集] 駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅である。車両基地所在駅で構内には引込み線のほか転車台があり当駅折返しの「SLあそBOY」牽引の蒸気機関車が方向転換の為に使用されていた。

駅舎は当駅至近に存在する阿蘇神社に因み社を模したもので1943年（昭和18年）11月竣工の2代目。

かつてはマルス端末機も設備されていたが撤去され現在はPOS端末機のみ設備。
JR九州直営駅である。

[編集] 駅周辺

阿蘇神社
仙酔峡
阿蘇市役所
大阿蘇病院
宮地保育所
熊本県立阿蘇高等学校
一の宮郵便局
阿蘇市立一の宮図書館
阿蘇勤労者体育センター
国道57号

[編集] 歴史

この駅は大正7年（1918年）の1月25日に、宮地軽便線の立野駅から当駅までの延伸に伴い宮地駅として開業した。宮地軽便線は大正11年（1922年）9月2日、宮地線に名称を変えたがその後の昭和3年（1928年）12月2日には当駅から玉来駅までが開通しこの駅は終着駅ではなくなった。全通で熊本駅から大分駅までが一本の線路で結ばれ同区間は新しく豊肥本線と命名され豊肥本線に所属。

その後この駅は昭和62年（1987年）4月1日、国鉄の分割民営化により九州旅客鉄道に継承され現在に至る。