大阪市交通局10系電車
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10系電車（10けいでんしゃ）は、大阪市交通局の高速電気軌道（地下鉄）用通勤形電車である。
御堂筋線と乗り入れ先の北大阪急行電鉄南北線で使用している。
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[編集] 概要
1973年（昭和48年）に4両編成の20系の試作車（初代20系）として谷町線に登場し、その後御堂筋線に転属。
その際、中間車両4両を新製し、8両編成となる。また、車両番号が北大阪急行電鉄保有車両の2000形と同番号になるので10系に改番され、10系01編成として営業に入った。
1979年（昭和54年）から量産車が登場し、8両編成が02～16編成まで作られた、そして1986年（昭和61年）から1900形T車を01～16編成に新しく造って組み込んだ。今度は1900形を組み込んだ9両で、17編成からは9両編成で増備され、1989年（平成元年）までに9両編成26本（234両）が製造された。なお、17編成からはアルミ車体に大型形材が採用され、見栄えがよいものとなっている。
1995年（平成7年）から1996年（平成8年）にかけて、輸送力増強による10両化のため、01～03編成の27両を以下のように編成し直す。1716、1717は中間車改造を実施。またその2車両は冷房機の位置が違うので見分けが可能。
- 23両・・・1700形T車
- 4両・・・廃車（うち旧20系試作車2両）。
1998年（平成10年）から車内案内装置取り付け、扉開閉チャイムの設置、内装更新、外板洗浄、側面方向幕設置、側面ラインカラーの貼り替え、前面のブラックフェイス化、モニタ装置の設置、冷房装置の能力向上、車内スピーカー・放送マイクの更新・警笛の更新（電気笛からエアー笛に更新）などの車体更新工事が開始され、現在05～18編成の更新が完了し、残る19～26編成も更新が予定されている。
2002年（平成14年）、1編成に座席間にセンターポールが試験的に設置され、2003年（平成15年）以降の更新車からは本格的に設置された。17編成から、扉付近に吊り革を新たに設置している。
2006年（平成18年）現在改造中の23編成より制御装置がチョッパからVVVFへ変わる。
なお、10系車体更新時は御堂筋線の編成が1編成不足することからその補充の名目で21系1編成(21618F)が1998年（平成10年）に新造され、全編成車体更新終了後に運用上の所定数を満たすことから04編成は車体更新工事を実施せずに廃車となる予定。
| 大阪市営地下鉄・ニュートラムの車両 |
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| 現役形式 |
| 10系・20系・30系・66系・70系・80系・100A系 |
| 引退した車両 |
| 100形（初代）・200形（初代）・300形・400形・500形・600形・1000形・1100形・1200形・800形・900形・50系・60系・100系 |
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