大杉漣
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大杉 漣（おおすぎ れん、本名:大杉 孝（おおすぎ たかし）、1951年9月27日 - ）は、日本の俳優。高岡事務所所属。血液型はB型。
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[編集] 来歴・人物
徳島県小松島市出身。明治大学中退。趣味は楽器の演奏とスポーツ全般。特にサッカーは個人でチーム「鰯クラブ」を結成し、キャプテンナンバーの「10」を背番号とするなどかなり入れ込んでいる。京都出身の母と、校長先生の父をもつ。
舞台俳優として転形劇場に在籍。転形劇場解散後、映像の世界に活動の拠点を移す。Vシネマや2時間ドラマから一般映画まで、脇役を中心に出演し続ける。「300の顔を持つ俳優」という異名を持っている。また、芸名の「漣」の由来は、「漣（さざなみ）」という商品名のコンドームを自身が使用していたことである。
1984年、周防正行監督の傑作映画「変態家族 兄貴の嫁さん」で、持ち前の静けさの中に狂気をたたえた演技を披露し、関係者の注目を集めた。また、風かおるとの掛け合いも秀逸であった。
北野武監督の映画『ソナチネ』（1993年）が第二の転機。この映画での演技で注目されて以来出演はより多くなり、評価はより高くなる。同監督の『HANA-BI』では国内の助演男優賞を多数獲得。最近では脇役ではなく、主役や重要な役柄での出演やCM出演も多い。
Vシネマや2時間ドラマから一般映画までというスタンスは以後も持ちつづけており、高校生の提案を受けてアマチュア映画に出演したこともある。
またロックに関する造詣も深く、特にエレファントカシマシのファンとして知られる。
[編集] 出演
[編集] テレビドラマ
- まんが道（1987年、NHK 銀河テレビ小説 仁科記者役）
- 魔法少女ちゅうかなぱいぱい!（1989年、フジテレビ パイカル役）
- スキャンダル（1993年、フジテレビ系列）
- 世にも奇妙な物語
- 「言葉の戦争」（フジテレビ） - 1994年冬の特別編
- 「最後の喫煙者」（フジテレビ） - 1995年冬の特別編
- 「怪我」（フジテレビ） - 1996年春の特別編
- 「女は死んでいない」（フジテレビ） - 1997年秋の特別編
- 「わたし、女優」（フジテレビ） - 1999年秋の特別編
- 「13番目の客」（フジテレビ） - 2001年SMAPの特別編
- 「夜汽車の男」（フジテレビ）- 2002年春の特別編
- 「影の国」（フジテレビ） - 2003年春の特別編
- 「影が重なる時」（フジテレビ）- 2003年秋の特別編
- 忍者戦隊カクレンジャー第21話ゲスト 妖怪サルガミ人間態（1994年）
- 刑事追う!（1996年、テレビ東京系）
- プリズンホテル（1999年、テレビ朝日系）
- TEAM（1999年）
- 真夏のメリークリスマス（2000年、TBS 大橋晃役）
- 女子アナ。（2001年、フジテレビ系）
- ウソコイ（2001年、フジテレビ系）
- ロング・ラブレター～漂流教室～（2002年）
- 眠れぬ夜を抱いて（2002年、テレビ朝日）
- 僕の生きる道（2003年）
- 相棒2nd Season（2003年、テレビ朝日 第6話）
- クニミツの政（2003年）
- ニコニコ日記（2003年、NHK）
- 電池が切れるまで（2004年）
- 僕と彼女と彼女の生きる道（2004年）
- 人間の証明（2004年版）
- 火消し屋小町（2004年）
- 西部警察 SPECIAL（2004年、テレビ朝日）
- 弟（テレビ朝日系列）
- 義経（2005年）
- 不機嫌なジーン（2005年、フジテレビ系）
- みんな昔は子供だった（2005年、フジテレビ系列、関西テレビ制作）
- 巷説百物語 狐者異（2005年、WOWOW 事触れの治平）
- がんばっていきまっしょい（2005年7～9月、フジテレビ系列、関西テレビ制作）
- 大奥～華の乱～（2005年、徳川光圀役）
- 神はサイコロを振らない（2006年1～3月、日本テレビ 加藤久彦役）
- 愛と死をみつめて（2006年3月、テレビ朝日）
- ディロン～運命の犬（2006年4月～6月、NHK）
- 十八の夏（2006年7月、TBS）
- マイ★ボス マイ★ヒーロー（2006年7月～9月、日本テレビ 黒井照之役）
- 松本清張スペシャル・蒼い描点（2006年9月、フジテレビ系）
- 僕の歩く道（2006年10月～12月、フジテレビ）
- 土曜ワイド劇場 「逆転弁護」 (2006年、テレビ朝日系) 神田川大二郎役
[編集] 映画
- 1984年
- 変態家族 兄貴の嫁さん
- 1992年
- ひき逃げファミリー（キティ･フィルム・サントリー・アルゴプロジェクト）
- 1993年
- 1997年
- 1998年
- avecmonmari アベックモンマリ
- 犬、走る Dog Race
- がんばっていきまっしょい
- 死国
- 女刑事RIKO
- 愚か者 傷だらけの天使
- TOKYO EYES
- ニンゲン合格
- Heavenz
- ラブ・レター
- 落下する夕方
- 卓球温泉
- フリージア
- 1999年
- 2000年
- うずまき
- SWEET SWEET GHOST
- 仮面学園
- 三文役者
- 弱虫
- スペーストラベラーズ
- Deadralive2
- PARTY7
- 不貞の季節
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- 恋愛写真
- 13階段
- 船を降りたら彼女の島
- ロッカーズ
- 監督感染
- 刑事祭り 釜岡刑事
- アイデン&ティティ
- 2004年
- 赤い月
- NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE
- eiko
- ゼブラーマン
- この世の外へ
- 風の残響
- レディ・ジョーカー
- 2005年
- 2006年
- 陽気なギャングが地球を回す
- バルトの楽園
- 幻遊伝
- 鞄・KABAN
- エクステ
- 悪夢探偵
- LOFT
- アンフェア・ザ・ムービー
[編集] エピソード
- 映画『ソナチネ』のオーディションに遅刻して登場したが、監督の北野武に一瞥されただけで「帰っていい」と言われたために自分では不合格だと思っていたが、合格したという逸話がある。
- 以前より毛髪が増え、増毛疑惑が浮上している。
- 悪役商会の滝川健とは、親友の間柄。
- Jリーグの徳島ヴォルティスの熱狂的なファンで、チームがプロ化する前の前身の大塚FCの頃から応援していた。
