大國魂神社 (府中市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| 大國魂神社 | |
|---|---|
 |
|
| 所在地 | 東京都府中市宮町3-1 |
| 位置 | -- |
| 主祭神 | 大國魂大神 |
| 社格等 | 官幣小社・別表神社 |
| 創建 | 伝景行天皇41年（111年）5月5日 |
| 本殿の様式 | 三間社流造 |
| 例祭 | -- |
| 主な神事 | くらやみ祭（4月30日～5月6日） |
大國魂神社（おおくにたまじんじゃ）は東京都府中市にある神社である。武蔵国の総社である。江戸時代までは六所宮と呼ばれていたが、明治時代になって大國魂神社と改名した。
祭神は大國魂大神で、大国主命と同神とされる。
現在の本殿は正保3年（1646年）火事により全焼したものを、寛文7年（1667年）3月に4代将軍徳川家綱により再建されたものである。
4月30日～5月6日に行われるくらやみ祭は、本来歌垣の性格を帯びていたが、明治時代になってその淫靡な風習は改められた。また、夜間に実施されていた祭礼の行事も昭和34年より昼間の実施となった。
目次 |
[編集] 文化財
- 重要文化財「木造狛犬」玉眼 漆箔 本殿と拝殿の間にあった中門に置かれていたもの。鎌倉時代の作か
- 東京都指定建造物「本殿」
[編集] 交通
現在、京王線府中駅より随身門までケヤキ並木が続いており、国指定天然記念物に指定されている。かつて、並木の両側は馬場となっていた。
- 駐車場：あり
- 東京競馬場に隣接しているため、競馬開催日には観客向けに開放されることがある。
[編集] 六所宮
武蔵国の総社として、下記六社を合祀している。なお、下記六社は創建当時の一宮から六宮までであり、武州六大明神と言われていた。創立の初期には創建日5月5日、武蔵国中の神官が集まり祈祷を行った。
| 一宮 | 小野神社 | 東京都多摩市一ノ宮一丁目・府中市住吉町 |
| 二宮 | 二宮神社（小河明神） | 東京都あきる野市二宮 |
| 三宮 | 氷川神社 | 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町四丁目 |
| 四宮 | 秩父神社 | 埼玉県秩父市番場町 |
| 五宮 | 金鑚神社 | 埼玉県児玉郡神川町二ノ宮 |
| 六宮 | 杉山神社 | 神奈川県横浜市緑区西八朔町（異説あり） |
[編集] 外部リンク
[編集] 関連事項
- 本社は司馬遼太郎著『燃えよ剣』における冒頭の舞台として設定されている。くらやみ祭りの描写が詳細。
| 神 道 | |
|---|---|
| ポータル神道 （ウィキプロジェクト神道） | |
| 基 礎 | 神道, 日本神話, 神 (神道), 日本の神の一覧 |
| 文 献 | 日本神話, 古事記, 日本書紀, 風土記 |
| 神 社 | 神社, 神社一覧, 式内社, 一宮, 近代社格制度, 別表神社 |
| 祭祀と祭礼 | 祭, 祝詞 |
| 関 連 用 語 | 神道用語一覧 神仏習合, 修験道, 陰陽五行説, 民俗学, 国学 |
 |
この「大國魂神社 (府中市)」は、神道に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
