呂建剛

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呂建剛（ルチェンガン、ろけんごう、ピン音:Lǚ Jiàngāng、1979年 2月19日 - ）は、中国・天津出身のプロ野球選手である。ポジションは投手。右投右打。

天津南開大付中卒業後、1998年に練習生として中日ドラゴンズに入団し、素質を見込まれて1999年に晴れて支配下登録選手として契約。中国本土初のプロ野球選手となる。背番号は69。元陸上選手という変わった経歴を持つ選手である。

ただし選手育成と中国球界の発展及び交流を目的とした獲得だったため、1軍での登板はなし。

2003年、中日はその成長ぶりを認めて呂との契約を更新する予定だったが中国野球リーグ設立に伴い、中国側からの要請や本人の強い希望もあり退団。実績を残せないまま日本を去ったものの、その後も中日の要請で中国球界とのパイプ役を引き受け、精力的に活動している。帰国後は地元の天津ライオンズに入団。背番号は17。

2004年、中国代表に選出。

2005年のアジアシリーズ、2006年のWBCには右肩の故障で出場できなかったものの、その後順調に回復。現在、中国代表でエースとしての地位を確立している。

2006年、右肩の故障からの見事な復活劇を果たし、中国野球リーグ2006年度の最優秀選手賞を受賞した。アジアシリーズには選手登録されたものの、出場機会は無かった。