吉田修一
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吉田 修一（よしだ しゅういち、1968年9月14日 - ）は、小説家。長崎市出身。長崎県立長崎南高等学校、法政大学経営学部卒業。
大学卒業後、スイミングスクールのインストラクターなどのアルバイトなどを経て、1997年、文學界新人賞受賞の『最後の息子』でデビュー。
2002年、『パレード』で第15回“山本周五郎賞”、『パーク・ライフ』で第127回“芥川賞”を受賞。純文学小説の最高峰芥川賞と、中間小説の有力賞山本周五郎賞の受賞で、山田詠美や島田雅彦の系統の新しいクロスオーバー作家の誕生と話題になった。
2003年、布袋寅泰のアルバム、『DOBERMAN』収録の『グレイト・エスケイプ』では作詞に挑戦した。
若者の生活描写に優れ、女性の性格描写に独特のリアリティを持っている。またこの作家の特徴として『水』を暗示した作品が多い（『東京湾景』の主人公の男の仕事場、『water』の水泳部の風景など）。
『water』を自ら映画化する監督デビューの予定もある。
『東京湾景』は2004年（7～9月）に月9枠で『東京湾景 ～Destiny of Love』として仲間由紀恵主演でドラマ化、『7月24日通り』は2006年（11月3日公開）に『7月24日通りのクリスマス』として大沢たかお&中谷美紀主演で映画化された。
現在、朝日新聞夕刊に『悪人』を連載中。
