仮面ライダー倶楽部 激突ショッカーランド
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『仮面ライダー倶楽部』は1988年2月3日にバンダイから発売された、ファミリーコンピュータソフトである。ゲームをクリアするのに連続三十時間近くかかる割に、セーブ機能どころかパスワードで続きから始める機能も無し、その上にコンティニュー機能すら無い(注)というあまりにも理不尽な内容であったため、当時は不満が高かった。クソゲー代表格のゲームとされる。
(注)実はコンティニュー自体は存在しているが、いわゆる「裏技」扱いだったため非公開だった。
[編集] 概要
- 仮面ライダー1号、仮面ライダー2号、仮面ライダーV3がそれぞれ主人公のアクションゲーム。なお、1号と2号はゲーム中はそれぞれ旧1号、旧2号の姿となっている。
- 1号は技、2号はパワーがそれぞれ秀でているが、2人とも歩く速度は遅く、戦闘力はそれほど高くない。V3だけがなぜか強力である（とは言え、V3も極端に強いわけではない）。また、2号はマップ移動に優れているという利点を持つ。
- 3人のライダーにはそれぞれ独立したエリアを担当し、各エリアをすべてクリアした後、ショッカー本拠地に3人で乗り込むというもの。順番はプレイヤーが自由に選ぶことができる。ただし、クリアした後に次のエリアのライダーには前のライダーが所有していたお金やアイテムは引き継がれない。
- 各エリアにはお助けライダー（自動販売機で3万円で購入）が存在し、居なくてもクリアできるが、強力な助けとなるためクリアには必須の存在。
- マップモードと戦闘モードがあり、マップモード上では敵はボスでもパンチ一発で倒せる。ちなみにパンチは正面ではなく、何故か真下に打つ。戦闘モードは頭突きで押し合い、壁にめり込ませるというユニークなもの。強くなると相手を壁に叩きつけた際に壁を突き破ることがある。壁を突き破った場合はいくらHPが残っていても一撃で倒せる(または倒される)。
- ステージ毎にボスが存在する。戦う必要はあるが必ずしも倒す必要は無い。クリアに必要になるのはお金のみ。ちなみに敵を1体倒して手に入るお金は平均1000円程度、クリアするのに約100万円以上必要なため、ゴールにたどりついた後でお金を稼ぐためにわざわざ引き返す必要があるなど、この辺りの設定もクソゲーと言われた直接の起因である。
[編集] キャラクター
以下の3つのステージは前述の通り好きな順番から始めることができる。
- ショッカーランド
- 仮面ライダー1号 仮面ライダーアマゾン
- ボス：ゾルたいさ 変身後：オオカミおとこ
- ショッカータウン
- 仮面ライダー2号 仮面ライダーX
- ボス：しにがみはかせ 変身後：イカデビル
- ショッカーマウンテン
- 仮面ライダーV3 仮面ライダーストロンガー
- ボス：じごくたいし 変身後：ガラガンダ
上記のショッカーランド、タウン、マウンテンをクリアすると以下順序でステージを進む。 ライダーは1号、2号、V3の3人で固定される。
- ショッカージャングル
- 仮面ライダー1号 仮面ライダー2号 仮面ライダーV3
- ボス：ブラックしょうぐん 変身後：ヒルカメレオン
- ショッカータワー
- 仮面ライダー1号 仮面ライダー2号 仮面ライダーV3
- ボス：しゅりょう
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