京阪シティモール
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京阪シティモール（けいはん - ）は、大阪市中央区の商業施設。愛称シティモ。
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[編集] 概要
京阪本線天満橋駅ビル内に位置する。2005年5月27日オープン。全12フロア（屋上含む）。売場面積32,000m²。京阪本線および大阪市営地下鉄谷町線の天満橋駅と直結している。
キャッチフレーズは“天満橋が、シティモで変わる”。約100店舗が入居し、メインテナントとなるミドリ電化は2フロアを占め家電専門店としては京阪沿線最大規模となる。そのほかの目玉施設としては、屋上ダイニングレストラン「TEN CHOU EN」などがある。
一日の平均来館客数は 平日 約1.1万人 休日 約1.2万人 である。
[編集] フロアマップ
- RF - TEN CHOU EN（屋上ダイニング庭園）
- 8F - シティダイニング天満橋（レストラン街）
- 7F - ブックス・CD＆DVD・カルチャー
- 6F - ミドリ電化（家電・おもちゃ・TVゲーム・家具）
- 5F - ミドリ電化（TV・オーディオ・パソコン・携帯電話）
- 4F - 生活雑貨 インテリア雑貨
- 3F - ミセスファッション 手芸＆クラフト
- 2F - ニューミセスファッション
- 1F - キャリアファッション 服飾雑貨・化粧品
- MBF - エントランスホール フラワーショップ 京阪電鉄改札
- B1F - メンズ＆レディースファッション 京阪電鉄改札
- B2F - デリスタ（食料品）地下鉄谷町線連絡通路
[編集] 経緯
もともとこの駅ビルには1966年より松坂屋大阪店が入居していたが、恒常的な売上不振を理由に2004年5月5日をもって閉店した。折りしも建設中の中之島線の起点駅は京阪天満橋駅になることが決定しており、天満橋に新しい商業施設の必要性を感じていた京阪は、松坂屋跡地を「京阪モール」「くずはモール」に続く“3番目のモール”とすることを決定する。
当初は松坂屋撤退の半年後（2004年秋頃）をオープン目標としていたが、松坂屋とのビル賃貸借契約が10月まで残っていたため全面改装に取り掛かれず、オープン時期を変更した（但し地下食料品売り場は先行オープン）。松坂屋時代からの有力テナント「ジュンク堂書店」「HMV」は一時撤退と伝えられたが、京阪側の説得により残留した。
建物外観はかなりの老朽化が進んでいたため、白を基調とした外観に一新された。同時に駅コンコース及びホームの案内看板もすべて新しくなり、従来の天満橋のイメージを払拭しようとの意気込みがうかがえる。
[編集] 課題と今後
そもそも松坂屋大阪店が赤字化した理由のひとつとして、地理的に不利という問題が以前より指摘されていた。天満橋駅周辺は官公庁街であり、集客の相乗効果を期待できる店舗が極めて乏しい。大阪市内の商業施設は「キタ」「ミナミ」の二極化が著しいのが現状で、特に今回、電気店を核テナントに据えたことについてはヨドバシ梅田の商圏と被るのでは？ 果たして勝算は？ との声もある。その下馬評を覆すには今後、天満橋周辺の戦略的な再開発も欠かすことは出来ないであろう。
