京急川崎駅

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京急川崎駅

大師線ホーム

京急川崎駅（けいきゅうかわさきえき）は、神奈川県川崎市川崎区砂子一丁目にある京浜急行電鉄の駅である。

[編集] 利用可能な鉄道路線

京浜急行電鉄
- 京急本線
- 大師線

[編集] 駅構造

駅そのものは二層構造になっており、1階は改札口および大師線のホームがあり、2階に本線のホームがある。

大師線：2面2線の地上ホームとなっており、1～3番ホームを使用（通常は3番線のみ使用している）
本線：2面4線の高架ホームとなっており、大師線の連番で4～7番ホームを使用している。当駅は京急ウィング号（下りの平日夜間のみ）の通過待ち、快特、特急の待避を行うため、5・6番線をウイング号、快特・特急、4・7番線を普通が利用する。

[編集] 分割併合駅

品川方の上下線の間に1本引き上げ線があり、当駅始発の普通や、羽田空港駅発の浦賀行と新逗子行4両編成増結時の待避に使用される（通称D特）。
下り線の増結時は京急蒲田駅を羽田空港駅始発4両編成が先に発車し、京急川崎駅手前で上下線の間にある引き上げ線に入線後一旦停車し、後続の快特（8両編成）を先に通してから、後ろ4両の増結を行う。増結後は京急川崎駅 - 金沢文庫駅間を12両編成で運転し、羽田空港駅 - 京急川崎駅間で特急だった種別が快特に切り替わる。
下り線の12両編成の特急は、次に停車する神奈川新町駅のホームが足りないため、当駅で後ろ4両を回送にした上で、神奈川新町駅で切り離す。
逆に上り線は、金沢文庫駅から増結された12両の快特の後ろ4両を京急川崎駅で分割し、8両編成の快特発車直後に、4両編成の特急羽田空港行に変更し発車する。また、増結待ちのD特が引き上げ線に停車中は横浜駅方から来る京急川崎駅止まりの電車が引き上げ線を使用できないため、品川駅方の上り線本線（多摩川鉄橋上）で一旦停車し渡り線を使い折り返す。引き上げ線使用時は5番線に入線するが、上り本線で折り返す場合は4番線に入線する。また大師線と本線はポイントで繋がっているが、定期運転は無く、年末年始の川崎大師参拝客時に臨時で使用されるのみである。

京浜急行の羽田空港乗り入れ以前は、都営浅草線乗り入れ急行列車の終着駅であったが、現在では羽田空港駅発着の快特と品川駅・泉岳寺駅発着および都営浅草線乗り入れ快特の分割・併合駅となっている。

[編集] 京浜急行電鉄のりば

1	■京急大師線（臨時ホーム）	川崎大師・小島新田方面
2	■京急大師線	降車ホーム
3	■京急大師線	川崎大師・小島新田方面
4	■京急本線（待避線）	横浜・上大岡・横須賀中央・浦賀・（久里浜線）京急久里浜・三崎口・（逗子線）新逗子方面
5	■京急本線	横浜・上大岡・横須賀中央・浦賀・（久里浜線）京急久里浜・三崎口・（逗子線）新逗子方面
6	■京急本線	京急蒲田・品川・（空港線）羽田空港方面
6	○都営浅草線直通	新橋・日本橋・浅草・押上方面
7	■京急本線（待避線）	京急蒲田・品川・（空港線）羽田空港方面

[編集] 駅周辺

JR東日本の川崎駅までは徒歩で2～3分程度の距離であり（ホームからホームへは6分くらいかかる）乗り換えが可能であるが、乗換駅とはなっていない。

駅すぐ横に京急ストア川崎店があり、その他に川崎大師名物の住吉屋の久寿餅（くずもち）やお弁当屋などが営業している。

ヨドバシカメラ京急川崎店は川崎駅前の商業ビル「ルフロン」（西武百貨店跡）へ移転し、代わりに現店舗はヨドバシアウトレット京急川崎となっている。同店は京急系のボウリング場だった建物で、京急の持ち物である関係上、京急サービスの警備員がいる。

ここ数年、駅周辺の再開発が進んでおり、旧小美屋跡地にはさくらや、東急ハンズ、東宝系のシネマコンプレックス等が入居している専門店ビルであるDICE、旧チネチッタ川崎はラチッタデッラとなり、商業地区の活性化が進んでいる。

[編集] バス路線

川崎駅#路線バスを参照。

[編集] 歴史

1902年 9月1日 川崎駅として開業。
1925年 11月1日国鉄（現JR）川崎駅と混同を避けるため京浜川崎駅に改称。
1966年 12月10日本線が高架化、大師線の新ホーム供用開始。
1987年 6月1日 京急川崎駅に改称。
1999年 7月31日　京成本線及び都営浅草線からの直通急行が全て羽田空港駅発着になり京急川崎駅の発着が通常時のダイヤから無くなる。これに伴い本線は、京急蒲田以南横浜方面の急行運転が廃止され、代便に普通列車が増発される。