中川家剛
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中川家 剛（なかがわけ つよし、1970年12月4日 - ）は、日本のお笑い芸人。大阪府守口市出身。お笑いコンビ「中川家」でボケを担当する。本名：中川剛（なかがわ つよし）。コンビを組む中川家礼二は実弟。吉本興業（大阪本社）所属。吉本総合芸能学院（NSC）11期生。血液型はB型。弟と一緒に活動していることもあり、周囲からは「お兄ちゃん」と呼ばれることが多い。
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[編集] 人物
[編集] 略歴
- 大阪府立守口東高等学校卒業。
- 1992年、実弟・礼二を連れてNSCに入学し、コンビ「中川家」を結成。
- 1997年頃にパニック障害を発症。一時は芸能活動に支障を来たし休業、その間は礼二ひとりで活動していた。
- 克服後は順調にテレビ出演。特に2001年の「M-1グランプリ」優勝後は全国区で認知され、全国ネットの番組にも数多く出演するようになった。
- 2003年3月、礼二の復帰直後に急性膵炎で緊急入院。
その他の経歴については中川家の項を参照。
[編集] 芸風
- 漫才では剛が自由に動いて礼二にちょっかいを出し、礼二がイライラしながら剛を怒鳴り散らすというオーソドックスなしゃべくり漫才の形態をとる。
- 礼二の方が芸達者というイメージで見られ目立つことが多いが、コンビのネタの基本部分は剛が作成している。
- 細かい形態模写を得意とし、持ちネタに「ちょっとだけ鳴く犬」「エサを食べたがらないヤギ」などがある。
他にもスタッフ関係（AD、マネージャー、カメラマン、大道具、インタビュアー）等演者側やスタッフ側しか理解し辛いものまねが多い。
- 小柄な外見と内気な性格から、バラエティ番組では芸人屈指の「イジられキャラ」となる。しかしその時にボソボソとつぶやくようなコメントで笑いを獲ることの出来る芸人であり、その腕は確かである。
- ラジオ「中川家のネコ電」でしか確認できていないが、おっでーんぬ！（おでん）やごぼてーんぬ！（ごぼう天）と叫ぶ一発ギャグもある。
[編集] 性格と持病
- 非常に細やかな性格をしており、まわりに気を使いすぎることが多い。この性格は子どもの頃からみられていた様で、小学4年生で神経性胃炎、小学6年生で十二指腸潰瘍を経験している。
- 芸歴5年を過ぎた頃（27～28才頃）、先輩・トミーズ雅の執拗ないじめが発端となりパニック障害を患う。一時は舞台に上がれなくなり、仕事どころか社会復帰も危ぶまれる状況であったが、相方であり実の弟でもある礼二の助けもあり何とか克服。人前に出る仕事柄、現在も再発の危険と隣り合わせではあるが、芸人仲間そして礼二の支えで成り立っている。
- 症状が治まった現在はその経験から、少し心が疲れてしまった後輩達の良き「お兄ちゃん」として相談に乗ったりしている。
[編集] プライベート
- 私生活では2003年ごろ結婚し、程なくして双子の男児を授かっている。
- 中学・高校とラグビー部に所属し、ラグビー好きとして知られている。ちなみに礼二も元ラガーマン。
- 無類のネコ好きで、ペット専門誌に紹介されたこともある。
[編集] その他
- 視力が悪く、コンタクトレンズを使用している。
- 同じ誕生日にロンドンブーツ1号2号の田村淳がいる。これがきっかけで「ロンドンハーツ」（テレビ朝日系）に単独で出演するようになった。
- 小学校高学年の時点ですでに礼二に体格で抜かれており、そのあとは礼二から洋服の「おあがり」を貰っていた。
- 背の低さについて悩む小学校時代の剛の作文がある。
- 少年時代に自宅の庭で、どんな風に燃えていくか見たかったという理由で家に火を付け、ボヤ騒ぎを起こしたことがある。この時家の中では礼二が昼寝をしており、無事に難は逃れたものの、後に礼二は「危うく殺されかけた」と語っている。
- 小学校の時に礼二のランドセルに犬のフンを入れたことがある。
- 礼二と自転車の二人乗りをしていた時、後ろに乗っていた礼二を落とした事がある。
- 礼二とケンカをした時は絶対負けてしまうので、その腹いせに水鉄砲に小便を入れて掛けたことがある。
- ケンカの腹いせに、「ラーメン作ったる」と言って作ったラーメンの器を持たせたあと、蹴りを入れる。礼二は熱さと痛さでギブアップするが、そのあと倍にしてやり返す。※
- フランスのお菓子だと言って礼二に石鹸を食べさせた事もある。※
※明石家電視台のクイズコーナーで発表、翌週エンディングコーナーにてコント化
