レダ (競走馬)

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レダ
性別	牝
毛色	鹿毛
品種	サラブレッド
生誕	1949年
死没	1953年 12月28日
父	ステーツマン
母	第弐パラダイスロスト
生産	社台牧場
生国	日本（北海道白老町）
馬主	熊谷新太郎
調教師	見上恒芳/ →武田文吾
競走成績	29戦17勝
獲得賞金	663万6900円
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レダは、日本の競走馬。1953年の春の天皇賞を制した。秋の天皇賞を優勝した牝馬はヒサトモ、トウメイ、エアグルーヴなど多数いるが、春の天皇賞を優勝した牝馬はレダただ1頭のみである。

また、同期にはタカハタ、クインナルビー、スウヰイスー、ミツタロウ等の強豪牝馬がいて、牝馬が強い世代として知られる。牡馬クラシック戦線は結局1つも牝馬が勝つことはなかったが皐月賞と東京優駿（日本ダービー）で牝馬が1番人気に押され、三冠競走すべてで牝馬が2着に入った。レダを含めて牝馬の天皇賞馬が2頭いる。

[編集] 戦跡

年齢は旧表記とする。

3歳夏に東京競馬場でデビューしたレダは、桜花賞まで9戦8勝、レコード勝ち3回、ほとんどのレースで2馬身以上つけて勝つなど、飛びぬけた実績を誇っていたため、本番でも1番人気に支持された。しかし結果は2着。1着は牝馬二冠を達成するスウヰイスーだった。その後オープンを叩いて東京優駿に出走するも、クリノハナの10着とふるわなかった。その後菊花賞にも出走するがセントオーの4着。

5歳春になると、前年の不振から立ち直りを見せ、迎えた天皇賞（春）では1番人気に支持されていた。そして、2着クインナルビーに2馬身1/2差をつけて快勝する。ちなみにこの年の天皇賞（秋）ではクインナルビーが優勝、春･秋の天皇賞を牝馬が連覇した。

その後6戦3勝2着3回と安定した成績を残したレダは毎日王冠に出走する。そこには、2年前の菊花賞優勝馬トラツクオー、天皇賞（春）2着馬クインナルビー、レダと同期の牝馬で皐月賞・日本ダービー共に2着のタカハタなど、強豪がそろっていた。このレースでレダは転倒、競走中止となる。そしてこのレースが生涯最後のレースになってしまった。繁殖牝馬として活躍することもなく、そのときの怪我が元で死んでしまった。

[編集] 年度別競走成績

1951年（8戦7勝）

2着 - 阪神3歳ステークス

1952年（9戦3勝）

2着 - 桜花賞、阪神記念、京都4歳特別

1953年（12戦7勝）

1着 - 天皇賞（春）、京都記念（秋）、愛知杯
2着 - 鳴尾記念（春）

[編集] 血統表

レダの血統　（ブランドフォード系／4代内アウトブリード）
父 *ステーツマン Statesman 1930　黒鹿毛	Blandford 1919　黒鹿毛	Swynford	John o'Gaunt
			Canterbury Pilgrim
		Blanche	White Eagle
			Black Cherry
	Dail 1919　鹿毛	Land League	Desmond
			Combine
		Discourse	Beppo
			Phetoric
母第弐パラダイスロスト 1937　栗毛	ハクリユウ 1928　栗毛	ラシデヤー	*ラシカッター
			*オーデヤレスト
		フロリスト	*ガロン
			第四フロリースカップ
	*パラダイスロスト Paradise Lost 1927　鹿毛	Wildair	Broomstick
			Verdure
		Paradise	Adam
			Handspun F-No.11