ルタバガ
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| 分類 | ||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||
| Brassica napobrassica | ||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||
| Rutabaga |
ルタバガ（rutabaga、学名:Brassica napobrassica、別名:カブハボタン、 スウィード（スウェーデンカブ、swede）、yellow turnip）は野菜（根菜類）のひとつでカブの一種。アブラナ科で、カブやキャベツに近い種。葉も食べることがある。日本ではカブハボタンと呼ばれている。家畜の飼料としても用いられる。
[編集] 歴史
「ルタバガ」はスウェーデン語の"rotabagge"から来ており、主にアメリカでの呼称である。「スウィード」はイギリス英語での呼称で、スウェーデンチューニップ、イエローチューニップとも呼ばれ、スコット人はニープ(neep)やただ単にカブと呼ぶ。またスコットランドのある地域ではホワイトチューニップと呼ばれ、アメリカの一部ではイエローチューニップと呼ばれる。
スコットランドの風習では、ルタバガはロバート・バーンズを記念した夕食(en:Burns supper)でマッシュポテトのようにして供される。また、ハロウィンでルタバガをくりぬいてジャック・オー・ランタンをつくる。
「スウィード」ことルタバガはスウェーデン原産とされ、スコットランドに移入された。その後、他のイギリス各地や北アメリカに広まっていった。ヨーロッパ大陸では、第一次世界大戦中に（他の食物が費えたあと）最後に食べる食物として悪評があった。ドイツでは、1916年から1917年にかけて"カブハボタンの冬"と呼ばれる冬が到来し、人々の多くはほとんどルタバガだけの常食によって何とか飢えをしのいで生き残ることができた。このため、戦後になると人々はルタバガにうんざりしたためか現在では不人気で、あまり作物として植えられなくなった。
日本では明治時代ごろに北海道に移入され、現在でも少量だがつくられている。
[編集] 特徴
ルタバガの外見はほとんどカブと同じで、黄皮白肉・黄皮黄肉・白皮白肉である。寒冷地でよく育ち、貯蔵に向いている。カブよりも濃厚な味で、煮込み料理、サラダやスープなどカブと同じ食べ方ができる。
[編集] 外部リンク
[1] - 詳しい調理法など（英語）
