リーランド・スタンフォード
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リーランド・スタンフォード(Leland Stanford, 1824年3月9日 - 1893年6月21日)はセントラルパシフィック鉄道を設立し、カリフォルニア州知事を務めた実業家・政治家である。スタンフォード大学の創設者でもある。
1824年3月9日にニューヨークで生まれ、32歳の時にカリフォルニア州サクラメントに移住。ゴールドラッシュに乗って、多数カリフォルニアに移住した鉱夫相手に雑貨商を営み、財を成す。その後、1861年に共和党からカリフォルニア州知事に当選。
当時スタンフォードと共にBig 4と言われたチャールズ・クロッカー、マーク・ホプキンズ、コリンズ・ハンティントンらと大陸横断鉄道の一つ、セントラルパシフィック鉄道を設立し、社長に就任した。
夫人ジェーンと結婚したのは26歳のときだったが、一人息子のスタンフォードJrが誕生したのはスタンフォードが40歳を過ぎてからであった。スタンフォードJr.は16歳のときにヨーロッパ旅行中にチフスで死去し、それにショックを受けたスタンフォードは、一人息子の名前を永遠に残すために、リーランド・スタンフォード・ジュニア大学、通称スタンフォード大学を、競走馬を育てるために所有していたパロアルトの牧場に設立した。
また、スタンフォード大学が開学した年に連邦議会の上院議員に当選した。
1893年に70歳で死去。心筋梗塞と言われている。