ライブドアベースボール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| 種類 | 株式会社 |
| 市場情報 | 非上場 |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目4番11 |
| 設立 | 2004年9月14日 |
| 業種 | サービス業 |
| 代表者 | 堀江貴文（代表取締役社長） 中野正幾（取締役） |
| 資本金 | 10億円 |
| 外部リンク | baseball.livedoor.com |
ライブドアベースボールとは、ライブドアの完全子会社で、同社が2005年からの参入を目指し設立されたプロ野球の球団運営会社である。楽天野球団と共に日本プロフェッショナル野球組織へ加盟の申請を行っていた。
目次 |
[編集] 概要
当初は、大阪近鉄バファローズの買収乃至は大阪府を保護地域（フランチャイズ）として新規に参入を予定していた為、大阪市中央区に設立された。然しその後、フランチャイズを宮城県に変更して加盟の申請を行った事から、近日中に本店を同県に移す予定としていた。
球団の名称は、一般市民を対象（インターネットからの応募はライブドアID保有者に限る）に公募を行った結果、「仙台ライブドアフェニックス」とすることを発表した。だが、その前にインターネットでの公募を行ったところ、「仙台ジェンキンス」・「楽天」・「ホリエモン」・「浦和レッズ」・「売名行為」・｢ギャラクシーエンジェルス」・「田代まさし」など実在の人物や既存のチーム名・商標名など冷やかしで投票されたと思われる名前や顔文字・アスキーアートのような音読不可能で名前とは言えないようなものが大変人気を集めることになった（のちにライブドア側が削除）。なおこの騒動は各マスコミで報道されたが、特にスポーツ報知2004年10月2日・週刊文春2004年10月21日号などが詳しく報じている。2ちゃんねるの歴史#2004年または、インターネット上での新球団名公募結果も参照。
しかし、日本プロフェッショナル野球組織によるヒヤリング（公開審査）を行った結果、財政的な問題などから結局新規参入は認められなかった。仙台周辺地域では楽天よりも1ヶ月近く早く東北地方を地盤とした球団を設立することを表明したライブドアベースボールの支持者が8割を占めているといわれ、また早くからライブドアは黒字経営に自信を示していたにもかかわらず、オーナー会議での審査結果は、球団運営は赤字経営となることを前提におき、楽天の親会社の経営状態などを評価する発表（ライブドアの子会社（Le Chocolat））でアダルトゲームを発売していた為にオーナーから反発が多かったという話もある）であったことから、ファンの意向の反映は最低限に止められたとする見解もある。
なお、新規参入は認められなかったが、会社は解散せず、今後も事業を継続することが決定している。また、親会社である株式会社ライブドアの株価は、落選の結果を受けて上昇した。
2005年になって、ライブドアは広島東洋カープの球団買収へ向けた調査を行っていることが判明。これには堀江貴文（当時社長）が9月に開かれた第44回衆議院議員総選挙で広島6区から出馬（落選）した事も影響しているとも言われている他、巨人戦の試合減少などによる赤字計上の可能性が濃厚な情勢にあることも背景にあるとされる。
[編集] 沿革
- 2004年9月14日 - 設立。
- 2004年9月30日- 秋田県秋田市向浜のこまちスタジアムを視察。2軍本拠地設置を明言。
- 2004年10月26日 - チーム名を仙台ライブドア・フェニックスとすることを決定。
- 2004年11月2日 - 日本プロ野球実行委員会、オーナー会議の審議の結果、参入を認められず。（東北楽天ゴールデンイーグルス（楽天野球団）の加盟が認められる）
- 2004年12月19日 - 仙台市にて感謝イベントを開催し、幻となった球団ロゴマークなどを公開。またゲストの大リーガーを交えた少年野球教室も開かれる。
[編集] 関連項目
- プロ野球再編問題 (2004年)
- Kaori@livedoor PHOENIX（仙台ライブドアフェニックスの名前を継承した女性アイドルグループ）
[編集] 外部リンク
- 株式会社ライブドアベースボール（2006年7月現在、ライブドアのホームページへのリダイレクトページとなっている。）
 |
この項目「ライブドアベースボール」は、企業関連の書きかけ項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。（ウィキプロジェクト 経済） |
カテゴリ: 企業関連のスタブ | 現在活動していない野球チーム | 大阪府の企業 | ライブドア
