ユリア (北斗の拳)
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ユリアは、漫画『北斗の拳』に登場する、架空の人物。
[編集] 声の出演
[編集] 人物
南斗六聖拳「慈母星」の女性。南斗正統血統。ケンシロウの婚約者にして、ラオウ、トキ、シン、ジュウザら、北斗・南斗の多くの漢たちを魅惑させた世紀末の聖母（マリア）。
第1部の後半には、「南斗六聖拳・最後の将」として再登場し、宿星の慈母の心はすべての人に向けられた。南斗聖拳の使い手ではないらしく、南斗五車星は彼女を守護する拳士たちである。
シンに連れ去られた後病に冒されており、余命幾許もなかったが、最終決戦の直前にラオウから闘気を分け与えられることで延命され（この弱体化が、ラオウがケンシロウに敗れた一因でもある）、残る余生を送る安住の地を求めてケンシロウと最期の旅に出る。行き掛りから元斗皇拳のショウキに提供してもらった隠れ家で、ケンシロウと静かに過ごした後、第1部と第2部の間の期間に、安らかに天へと帰って行った。
息を引き取る際にリンを幸せにするようにとケンシロウに託すが、それでも自分から心が離れられないケンシロウを、雷を起こし記憶を消してバットとリンの元へ導くなど、死後もケンシロウの事を天から見守り続けていた様である。
「南斗最後の将」となって以後のモデルは聖母マリア。自らの死を悟った時、彼女は、「どうやら天に帰る時が…」と呟く。キリスト教では人間の死を「帰天」と表現することがあるが「天に帰る」という言葉は、ラオウも後に使っている。
泰山天狼拳、天狼星のリュウガは兄であり、五車星の雲のジュウザとは腹違いの兄妹の間柄に当たる。尚アニメ版で、何故ユリアの髪の色と瞳の色が途中で変わったかは不明である。
リンとバットが結ばれたのち、彼女は、元ショウキの村の墓所にて静かに眠っている。
