ヤマザキショップ

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大阪府内にて

ヤマザキショップ（ヤマザキＹショップとも呼ばれる）は、山崎製パンとの契約による日本の小売店業態のこと。

おもに家族経営の零細商店が転換するための業態で、山崎製パンという共通仕入れ先を持つ個人商店システムと言える。店舗契約は一般的なコンビニエンスストアと違い、比較的ゆるやかなものになっている。コンビニエンスストア状の店舗であるが、店舗の独自性が強い。24時間営業をする必要はないので早朝から深夜までの営業である事が多く、日曜日などに定休日を設ける店舗もある。店内等で調理した惣菜、弁当、菓子類や、独自に卸した生鮮食品等を販売している場合もある。

店舗運営に関して本部である山崎製パンは基本的に介入しない分、責任はオーナーにある。他のコンビニエンスストアチェーンよりもロイヤリティーが低いこともあり、住宅地や農村部など人口の少ない地帯にも多く存在する。また広島県東広島市に在る東広島医療センター（元国立療養所広島病院）の中の売店もヤマザキショップである。

上記の通りコンビニエンスストアよりも緩やかな契約である事からコンビニエンスストアチェーンからの転換も多く、特に同じ山崎製パン系列であるデイリーヤマザキの「ヤマザキデイリーストア」業態のうち店舗面積が比較的小さい店舗からの転換例が目立つ。

伊予鉄道のICカード、ICい～カードが使える店舗は「い～ショップ」と称する（2006年12月現在、市駅店・古町店の2箇所）。