マーキュリー・ライジング

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マーキュリー・ライジング(Mercury Rising) とはブルース・ウィリス主演の映画。1998年制作のアメリカ映画。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] 解説

巨額の予算が投じられた暗号プログラムが自閉症の少年に見破られたことからアメリカ国家安全保障会議から子供の生命が脅かされることになり、それを知ったFBI捜査官が子供の命を守るために奮闘する物語。

[編集] あらすじ

FBIのプロの潜入捜査官だったアート・ジェフリーズは銀行強盗事件の際に行われた強行突入で犯人グループの一員だった少年が射殺されたことから上司と揉めてしまい、張り込み捜査に左遷させられた。アートは失踪した少年の両親の無理心中事件に遭遇。だが、彼らは無理心中ではなく何者かによる殺人と断定。そんな中、アートは押入れの中にいた殺された両親の子供・サイモンを発見。自閉症を患っており、彼はサイモンを入院させて一人の警官に監視を命じた。だが、警官は何らかの命令でその場を去り、アートはサイモンの命が何者かに狙われていることに気付き、サイモンを無理矢理連れて逃げる。そして彼はサイモンが持っていたパズルゲームの本に目をつけ、その中に載っていたあるパズルに目を付く。そのパズルはマーキュリーという全世界に潜伏する工作員の生命を守る国家機密の暗号で本来なら誰でも解くことの出来ないものだった。ところが、それをサイモンが偶然解読してしまったために彼は命を狙われていたのだった。マーキュリーの開発責任者であるNSAのエージェント、ニコラス・クドロー中佐はその事実を隠蔽するために殺し屋を雇わせ、アートの方も孤立無援になりながらもサイモンを必死で守ろうとするのだが……。