フローラン・ダバディー

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フローラン・ダバディー（Florent Dabadie, 1974年 11月1日 - ）はフランス・パリ出身の評論家。

[編集] 人物・経歴

父は『うず潮』『ギャルソン』等の脚本家、作詞家のジャン＝ルー・ダバディー（Jean-Loup Dabadie, 1938年 9月27日 - ）。母はインテリア・デザイン雑誌「Architectural Digest」の元編集長。

母国語であるフランス語に加え、英語、日本語、ポルトガル語、イタリア語、スペイン語、朝鮮語の7ヶ国語に堪能。

フローラン・ダバディ・オフィス所属。元オスカープロモーション所属。

高校卒業後、UCLAへ留学しジャーナリズムを学ぶ。その後、国立パリ東洋学院で日本語を専攻し、静岡大学へ1年間の留学も果たす。1997年にパリ東洋学院日本語学科卒業し、映画雑誌「プレミア」の取材エディタを務める。なお、映画通として有名で、特に「スターウォーズ」に関する造詣が深い。

1998年、サッカー日本代表監督（当時）のフィリップ・トルシエのパーソナルアシスタントを担当。ベンチでのトルシエとさながら一心同体のリアクションがしばしばクローズアップされ日本で知名度を上げる。トルシエ退任後は評論家、作家、スポーツ解説者など多方面で活躍している。なお、余りにも興奮した結果、トルシエの指示にないことを選手にさもトルシエが言ったかのように言ったことがあったという。

アシスタント契約が終了した後はそれまでの執筆・コラムの活動やモデルの仕事をこなす。一方で、トルシエのアシスタントを務めた経験や語学力や知識を生かし、テレビ・ラジオ番組での取材・解説を行っており、J SPORTSでのリーグ・アン中継の解説およびハイライト番組の司会を担当、フジテレビでも解説を担当している。

[編集] エピソード

生年月日がキティちゃんと同じであり、自身のブログでもそれに言及したことがある。
趣味の一つにテレビゲームがあり，スポーツゲームに没頭するという。
2000年のシドニーオリンピックで敗退した際、選手、トルシエ、スタッフ、誰も泣かなかったのに対して、一人でピッチ上で号泣した。
祖父（Pierre-Etienne Guyot）はリーグ・アン(Ligue 1)に所属する名門サッカーチームのパリ・サンジェルマンの創設者であり初代会長であった。また、かつての名門サッカーチームラシン・クルブ・パリ(Racing Club de Paris)の会長でもあった。他にもフランス・ゴルフ協会の会長も務めていたようである。
2006年6月23日の自身のブログ上で『日本サッカー協会会長に立候補したい』と野望を熱く書き綴った。ブログで書き綴るも、突飛過ぎるといったコメントが寄せられ、それに対して建設的な回答を寄せている。その後、朝日新聞のオピニオン面に持論が掲載された。

「まず、Jリーグと韓国のKリーグとの統一である。強化のためにはタフな「アウエー」戦を多く経験することが必要だが、残念ながら欧州や南米のリーグと違い、Jリーグではアウエーの厳しさを体験しにくい。だが、韓国で韓国のクラブと日常的に対戦するとなれば、選手には貴重な経験になる。ファンにとっても日韓戦の独特の緊張感を楽しめる機会になるだろう。ソウルなどへの移動時間は、国内での移動と大差ない。」

「『日本は強国』といった幻想を伝えないこと。アイドルや実況者が無意味に絶叫するような番組作りには協会として「ノー」を言い、逆にサッカー文化の向上に寄与する企画には今以上に協力することだ。」