ハーマイオニー・グレンジャー
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ハーマイオニー・グレンジャー (Hermione Jane Granger) は、J・K・ローリングが書いた小説『ハリー・ポッター』シリーズ（映画化されている）に登場する魔女。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 登場巻
[編集] 人物像
[編集] 属性・年齢等
魔女。ホグワーツ魔法魔術学校の生徒。ハリー・ポッターの同級生。寮もハリーと同じグリフィンドール。誕生日は1979年9月19日。
[編集] 外見
髪の毛は栗色。量が多いらしく、第１巻では「ふさふさした髪」、第６巻では「豊かな栗色の髪」と表現される。瞳の色は茶色。J・K・ローリングは、ハーマイオニーについて容姿に自信がない女の子であるという趣旨のことを語っている。 前歯が少し大きいのが特徴（歯科医の両親は、歯の矯正をしたがっていた）。4巻にてマルフォイに前歯肥大の呪いをかけられたとき、保健室の治療で前歯を本来より少し小さくして、容姿のコンプレックスを克服した。 普段は容姿に無頓着だが、4巻のダンスパーティにて、ハリー達友人でも別人かと思ったほどの美人であることが発覚。 天敵ドラコとパンジーですら、悪口が咄嗟に言えず唖然とした。 立ち居振る舞い（普段は２０冊近い本を背負っている)や髪の手入れ（普段のボサボサとした髪を結う）を改めればかなりモテるのだろうが、本人は髪を結うのは時間がかかりすぎると言って興味がない様子（この辺りは上記の「容姿に自信がない」というローリングの発言と食い違っている）。
[編集] 出身・家族等
両親はマグル（非魔法族）である。いわゆる「マグル生まれ」 (Muggle-born) の魔女。そのためドラコ・マルフォイから「穢れた血」と嫌われている。両親とも職業は歯科医師。
[編集] 性格・才能
完璧主義者。記憶力抜群。論理的思考力にも優れる。日頃の勉強にしても、常人からすると超人的な努力をしている（ただし、この場合の常人とはロンやハリーといった「あまり勉強をしない」タイプの人間を指すようである）。ホグワーツの教授のほとんどから魔女としての才能を絶賛されている若き天才。ただ、体を動かすことはあまり得意でない様子。
[編集] 趣味
読書。（ハリー・ポッターの出場する）クィディッチ試合観戦。屋敷しもべ妖精の「解放」。 (ただ、屋敷しもべ妖精の解放については、映画版の炎のゴブレットでは描かれていない。)
[編集] 周囲との関係
入学当初は周囲から孤立していたが、ある事件がきっかけでハリー・ポッターとロン・ウィーズリーと友人になり3人で一緒に行動することが多くなる。
ハリーのことをいつも心配しており、彼が無鉄砲な行動をしようとすれば宥め、適切なアドバイスを与える。 ロンとはお互いに意識しあう節が度々見られるが、現状では大きな進展は見られない。 ハリーとロン同様スリザリンに敵対意識を持っており、スリザリンの女子との仲も悪い。
女子の友人の名前はあまり聞かないが、ロンの妹であるジニー・ウィーズリーとは仲が良いようだ。
[編集] 交友関係
(第5巻末現在の状況に基づき整理)
[編集] 友人
パーバティ・パチル、ラベンダー・ブラウン、ジニー・ウィーズリー、ネビル・ロングボトム、ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ビクトール・クラム
[編集] 天敵
ドラコ・マルフォイ、パンジー・パーキンソン、ミリセント・ブルストロード、セブルス・スネイプ、リータ・スキーター
[編集] ペット
第3巻からクルックシャンクスという名のオレンジ色の雄猫を飼い始める。J・K・ローリングのホームページ上の記述や『幻の動物とその生息地』において、ただの猫ではなくニーズルという種類の魔法生物であることが示唆されている。
また、ハーマイオニーは、ハリー・ポッターのペットである白ふくろうのヘドウィグを借りて手紙を出すことも多い。
[編集] 愛称・あだな
リータ・スキーターに「小さな完璧屋さん」 (Little Miss Perfect) と呼ばれている。
[編集] 映画
『ハリー・ポッターと賢者の石』、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のいずれもエマ・ワトソンが演じている。
[編集] 豆知識
J・K・ローリング女史は、ハリー・ポッターのキャラクターで最も自分に似ているのはハーマイオニーだと語っている。しかし、意識して自分に似せたわけではないという。
[編集] トリビア
映画監督ジョージ・ルーカスはハーマイオニー、という名前が気に入りスター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃ではハーマイオニー・バグワという名前の金髪のウェイトレスをデクスター・ジェッスター（通称デックス）という四本腕のエイリアンが経営する食堂で登場させている。
